東京カレンダー12月号で、女優・波瑠も訪れた!白金プラチナ通りの新店は大人なら知っておきたい!

より洗練された大人になるためには、“背伸びをしてでも足を踏み入れておくべき場所”というものがある。

この店で食事をするためだけに足を運ぶ――。そんな店が多い白金は、地に足のついた食通を目指すには格好の場所だ。

流行に敏感でありながらも、それに捉われることのない者たちは、隠れた名店がひしめくこの街に揉まれ、そして行きつけの店を持つ。それこそ、大人のステータスというものなのだ。


プラチナ通りに、またひとつ大人の格を上げるフレンチが誕生
『Restaurant Lallium』

この8月、往年の名店『OZAWA』の跡を引き継ぐ形で、新たにオープンしたのが『ラリューム』。この店もまた、志の高い大人たちが集う街である白金に似つかわしい一軒といえる。

プラチナ通り沿いにあるガラス扉の先の螺旋階段を降りれば、目の前に広がるのは、スタイリッシュかつ荘厳な空間だ。


コンサートホールをイメージした店内は、フィリップ・スタルクの手によるもの。天井が高く開放感溢れる雰囲気はそのままに、カウンターをより充実させてリニューアルした。

シックな中にどこか懐の深さを感じさせるのは、カウンターに立つ進藤佳明シェフの柔らかな笑顔のせいだろうか。

“フランスシャラン産マダムビュルゴーの鴨胸肉のローストセップ茸のソテーと新牛蒡のグラッセを添えて”


今はなき横浜『修廣樹』でフレンチの基礎を、『ラトリエ・ロブション』ではカウンターでの客との接し方、パフォーマンスの見せ方などを学んだ進藤シェフ。

それ故「お客様を前にして料理を作ることこそが憧れだった」とか。時には客の好みに合わせて料理をアレンジすることもしばしばだという。

“秋刀魚 ズッキーニ トマトのタルト 肝のコンディモンとスダチの香りで”。いずれも¥15,800のコースから。メインは数種類から選ぶことができる


〝何を食べたのか心に残る料理〞が進藤スタイル。

だが、いたずらにシンプルなわけではない。たとえばお菓子のような秋刀魚のひと皿がそうだ。

トマトソースやタプナード等を用いつつ、肝を巧みに忍ばせ、主役である秋刀魚の風味を引き立てると共に、ハーモニーの妙で楽しませてくれる。


目にするものや、口にするもの、体験のひとつひとつが大人の品格を形作るはず――。

経験値を高めたいならば、白金に生まれたこの新しき名店は、必ずや体験しておきたい。

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