白金。
東京に高級住宅街は数あれど、ここほど有無を言わさぬ圧倒的なブランド力を誇る地名はない。
だが、そもそも白金は、なぜこれほどまでに人々の羨望を得るのか。白金に住む人とはいったい何者で、なぜそこに住むのか。
その理由を、実際に白金で暮らす住人や有識者への取材を基に、歴史、ファッションなど、様々な角度から全三回に分け考察していく。
第一回目は、生まれも育ちも白金というハイスぺ美女の一日を通じて、白金のリアルに迫った。
そして第二回は、様々な街を俯瞰的に観察してきた有識者による、歴史とデータを交えた解説を通じて、白金という街を読み解いた。
白金歴33年のドン小西が白金ファッションのべールをはぐ!
白金に住む人々のファッション考
この街の独特な空気は、人々の装いからも感じられる。
港区の他エリアの人とは一線を画すオーラ。
この正体とは何なのか、なぜそれが生まれるのか。
白金という街を紐解く、最終回の今回は、ファッション界の重鎮であるあのドン小西が、白金の人々のファッションをズバッと解説する。
ホイールまでまっくろの「カイエン美女」が
今、白金を席巻している
白金な人々は、いわゆる“シロガネーゼ”の時代からは、ファッションも人種もだいぶ多様化している。
中でも最近特に目立ってきているのが、タワマンに住む新規参入組だ。
「30〜40代の華やかな美女が増えたよね。プラチナ通りでは、黒いポルシェのカイエンをよく見る。まっくろけのホイ......
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