今、 “NOTワイルド”なライダースがブームに！柔らかな質感がスマートさを演出する[東京カレンダー

リモートワークの定着で、平日にカジュアルな服を纏う機会が増えている。

そんな時代だからこそ、選ぶアイテムには上質さも求めたい。

今回は、都会らしいエレガンスさを引き出してくれる「マイルドなライダース」をご紹介！

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ハードさを巧みに緩和するソフトな質感とシンプルな意匠が大人の装いにはちょうどいい

1970年に日本で公開された映画『イージー・ライダー』。

ピーター・フォンダ扮するキャプテン・アメリカが着用していたシングルライダースは、ハードな革と星条旗＆ストライプをあしらったデザインによって、主題歌『BORN TO BE WILD』どおりの“マッチョな男性像”を体現していた。

そして時は2023年。今再び注目されるシングルライダースは、当時のソレとは似て非なるものへと進化した。

シンプルな意匠とイタリア製の柔らかなレザーの邂逅は、現代に求められる“しなやかな男性像”を見事に表現。

“ハーレー"、じゃなくて素敵な女性を傍らに「マイルドライダース」をサラリと羽織れる男でありたい。

今月のコーデサンプル

トップスやパンツの素材使いによって、ライダースのワイルドさを一層マイルドに。

色数を抑えたモノトーンスタイルで都会的に仕上げているのもポイント。

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イタリアのフィレンツェ郊外に工房を構える、レザーブランドが手掛けたシングルライダース。

スリムなサイズ感、ラムナッパレザー特有の滑らかな風合いからなる洗練された表情が、大人のエレガンスを代弁する。シャンパンゴールドの裏地も洒脱なアクセントに。

159,500円〈チンクワンタ TEL：050-5218-3859〉

そんなライダースを羽織ったら……クラシックなフレンチを愛らしいひと皿で供する秘密のカウンターへ
『Yumanité』

『フロリレージュ』などの名店で研鑽を積んだシェフによるカウンターフレンチ。

例えば、濃厚なブーダンノワールを小さなリンゴに仕立てたフィンガーフード。

クラシックな料理をユーモアたっぷりに再構築する柔軟性は、マイルドライダースに通じるものがある。

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