2018.07.04
年収1,000万の女 Vol.135歳で年収1,000万円に
こうして彼女は、新卒時は年収360万からスタートし、2社目では年収約800万円。そして現在の会社で1,000万の報酬を手にすることになる。
1,000万円が叶ったときの気分は?
「正直なところを言えば、こんなに働くつもりはなかったなぁ、という感じです(苦笑)。母が専業主婦だったこともあり、結婚したら家庭に入るんだろうと漠然と思っていましたから。それが縁あって? いや逆に縁がなくて? 今ここにいます(笑)。
ただ、転職するならお給料なり、タイトルなり、何かしらステップアップしないと、意味はないと思っているので、自分がどうなりたいかというビジョンだけは描くようにしています。それは今も変わらないかな」
彼女がさらりと答えると、それはごく簡単なことのように見えるが、職場は女社会である。ドロドロとした人間関係を想像してしまうのだが…。
「確かに女社会ですし、歴代の上司もすべて女性です。そう言うと、みなさん『プラダを着た悪魔』の世界を想像されるようですけれど、あれはフィクション(笑)。やはり上に立つ方は、仕事だけでなく人間性も素晴らしい人ばかり。
でもそういう方たちを見て勉強できたのは、私がラッキーだったかもしれません。確かに、ドロドロした話を他では聞いたことはありますので…(苦笑)」
彼女いわく大事なのは「社内では誰がキーパーソンかを見極めること」、「会社の人間とはあまりベッタリと付き合わないこと」の2つだとか。
さて。可処分所得が多い女性は、いったい何にお金を使っているのだろうか。
真理亜さんの場合、前出のファッション以外で最もお金を使うのは旅行だという。
「だいたい年3回は海外に行きますね。去年はハワイに2回、セドナに1回。今年はパラオに行きたいなぁと計画しています」
ちなみに国内旅行も、ほぼ月1ペースで北海道から九州まで、美食巡りの旅をしているというが、仕事でも年4回の海外出張に加え、国内出張も頻繁にあるのだとか。
「父が金融の仕事をしていた関係で、ニューヨークとドイツで学生時代を過ごしたので、語学は苦ではないんです。まだまだ世界には訪れたことのない国がたくさんありますから、旅熱は一生おさまらないでしょうね(笑)」
「いい人にめぐり会いたい」けれど、「今も幸せ」
もうひとつ、最近彼女がハマっているのがゴルフ。
「学生時代、ゴルフサークルに所属していたのですが、社会人になってからは年1回ラウンドする程度。それが今年に入って、熱が再燃。スクールに通い始めました」
また、6年ほど前にワインエキスパートの資格を取得したほどのワイン好きでもあり、今でも単発のクラスを受講することもあるのだとか。
「ワインが楽しめるレストラン開拓も、趣味のひとつです。最近のお気に入りは『アルゴリズム』。元カンテサンスのシェフのお料理と、ワインペアリングのワインのセレクトが秀逸なんですよ」
そして、ワインや美食への知識を深め、経験を積み重ねることは仕事上のメリットにも繋がるという。
「一流の世界を知るお客様たちと食事に行ったり、海外にお連れする機会も多いですから。本当に美味しいお店を知っていてワインを極めることは、お客様を喜ばせることにも繋がるんです。」
それにしても聞けば聞くほど、優雅なおひとり様ライフ。ところで、貯金は?
「出来てないですね〜(笑)」
そう豪快に笑う彼女からは、仕事でもプライベートでも人生を謳歌している様子が存分に伝わってきて、思わずこちらも笑顔になった。
▶NEXT:7月11日 水曜更新予定
20代にして年収1,000万超え!外銀美女が登場。
※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。
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