オトナの恋愛塾~解説編~ Vol.6

ちょっとした仕草と行動でバレる「俺、大好き」度数。SNSで繋がるときの落とし穴とは?

解説2:自撮りはNG。自分大好き男は勘弁して欲しいと思う女心


「哲也さんは、ランニングされるんですか?」

私は、彼がInstagramに載せている一枚の写真に手が止まった。それはランニングの写真ではあるものの、“走っている、俺”的な自撮り写真だったからだ。

そのまま哲也のアカウントを注意深く見ていくと、豪華な食事の写真に紛れて、時々彼の“自撮り写真”が多々アップされている。

ー自撮りした写真を、SNSに投稿しちゃうんだ...

そう思った瞬間、心の中で波がサァッと引いていった。

「そうそう。それは代々木公園をランニング中に撮ったんだよね。彩奈ちゃんはヨガするの?」

代々木公園を走るのは素晴らしいし結構だが、公園はほぼ写っていない。その代わりに、哲也の顔のアップが写されている。

他の写真も、自分の顔の斜めから撮ったもの、そして正面からなど、なかなかのラインナップである。

—この人、自分が大好きなんだろうなぁ...

彼のInstagramを見て、私はそう確信した。


あまりにも自分大好き男は、女性からすると引いてしまう。時に自分に酔うことは良いけれども、それを女性に悟られてはいけないのだ。

そしてさっきから、私は気になっていたことがある。

「彩奈ちゃんってさ、驚いた時とか恥ずかしい時に瞬きが多くなる?」

「バレちゃいましたか?無意識のうちにやっているみたいで...哲也さんの癖はなんだろう?髪の毛触るとか?」

哲也は、話しながらよく髪を触るのだ。食事の場で髪を触るのは清潔感がないし、見た目が良いものではない。何よりも、ナルシストっぽい。

「今度さ、僕の好きなお店があるから二人で一緒に行かない?」

そっと耳元で囁かれた時、私は完全に引いてしまった。

言い終わった時の顔が、“今の俺、かっこよかった”と言わんばかりの顔をしているように見えたから。

解散後、グループLINEからの個別LINEで、すぐに哲也から連絡が来た。

—哲也:さっきの約束覚えている?今度は二人でデートしようよ^^
—彩奈:今日はありがとうございました!

申し訳ないなと思いながらも、二人でご飯に行くほどの興味はもう失っていた。

誰もが、物語の主人公になりたがる。それはそれで結構だ。

自撮り写真だって、恋人や夫婦間、もしくは個人同士のやり取りレベルだったら厭わない。旅先で誰も写真を撮ってくれる人がいなかったり、どうしても切り取りたい瞬間がある場合も理解できる。

しかし、ただの日常の“俺”は誰も求めておらず、自分大好きな男は、女からするとちょっと痛々しいのだ。


ナルシストな男は、モテない。
女は、自分のことを一番大事にしてくれる男を求めているから。


▶NEXT:6月9日土曜更新予定
え?そんなことで?女性が簡単に落ちる意外すぎるテク

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