2018.03.12
大人が多用する鰻 Vol.2初めての浅草で、「他のエリアでは食べられないこの街らしいお店に行きたい!」というのであれば、おすすめはこちらの『飯田屋』だ。
丁寧な下処理に定評のある「ほねぬき鍋」は、ふわふわの食感が魅力。どじょうの美味しさを是非試してほしい。
今や希少な江戸の味わい!
浅草通も認める安定のふんわり食感
『どぜう飯田屋』
江戸時代には庶民の味として親しまれていたというどじょう料理。だが現在では、専門店の看板を掲げるのは都内でもわずか数軒に。浅草観光といえばまず名の挙がる料理だが、女性の中には敬遠する人も。
しかし、こちらなら心配無用。専門店の中でも長い歴史と高い評判を守り続けているのが『どぜう飯田屋』だ。
店構えといい、籐敷の大広間といい、下町の風情十分。店の創業は江戸末期・慶応年間だが、明治35年よりどじょうの専門店として営業。115年間、割り下と調理法は、代々受け継がれている。
実は、年々生産量が少なくなっているどじょうだが、『飯田屋』では主に秋田県から生きたまま届くどじょうを、店の裏にある井戸水で管理。
ゆえに、体内の泥がきれいに抜け、風味もすっきり。ビギナーでも安心して味わえる「ほねぬき鍋」は、きれいに骨抜きをしてさばいた生の身を煮るので、食感がふわっと軽く、食べやすさも申し分なしだ。
配合は一子相伝だという甘辛い割り下と、みずみずしい長ねぎも好相性。途中、添えられてくる山椒や、浅草界隈では「七色」と呼ばれる七味とうがらしで〝味変〞すれば、爽やかな香りやピリッとした刺激で、味わいはさらに印象深く。
普段とはひと味違うロケーションで、江戸から伝わる未体験の鍋を食する。刺激的なショートトリップは、大人としての経験値を高めてくれるはずだ。
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この記事で紹介したお店
どぜう飯田屋
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