ミナミちゃんの恋人 Vol.2

愛する婚約者は“下町の成り上がり”だった?婚約して初めて知る、完璧だった男の裏の顔

―どうして私が、こんな辺鄙な土地に住むの...?―

幸せな家庭を築くことを夢見て、コツコツと女としての人生の駒を進めてきた大手航空会社CAの美波(ミナミ)、27歳。

ルックス・収入・性格とともに完璧な港区男子・孝太郎と出会い、順調に婚約まで済ませた、まさに幸せの絶頂期。

のほほんとしたお嬢様気質の彼女を待ち受けていたのは、「浅草に住もう」という彼の突拍子もない提案だった。


「あ...浅草...?」

孝太郎のあまりに予想外な発言に、美波は思わず思考が停止した。

―なんで“浅草”……??

あの街には浅草寺のイメージしかなく、小学校の遠足で訪れたり、高校生の頃に隅田川の花火大会を観に行った以来、久しく足が遠のいている。大人になってから、浅草......


この記事へのコメント

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No Name
これは婚約破棄した方が良い。孝太郎が理想と違う可能性があることより婚約者に嫌味を言う友達が居ることが問題。
2018/02/21 05:4199+返信2件
No Name
成り上がりが悪いとかではなく、婚約するまでそういう一面を隠していたことが問題。
2018/02/21 06:1699+返信3件
No Name
地元浅草が好きなのにわざわざ麻布十番に住んで、本当はべらんめえなのに王子様気取りなのは見栄とモテのためかな?
そのままの自分で勝負すれば、価値観の合う人も見つけられるだろうし、友達からも下町の成り上がりなんて言われないのにね。
価値観違いすぎるし、別れた方が良さそう。
2018/02/21 06:3599+返信3件
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