2年後に迫った『東京オリンピック・パラリンピック(以下、東京2020)』。2年という月日は、あっという間でもあり、過ごす内容によっては、長くもある。
特に、結婚までの交際期間として理想的と言われる「2年」。2年の交際を経てゴールインし、夫婦はやがて生まれてきた子供にこう言うかもしれない。「お父さんたちが結婚したときは、東京オリンピックがやってたんだよ」と。
今回、東京都が『東京2020』に向けて結婚応援動画を制作したことを機に、東カレ読者のリアルな結婚観について緊急大調査を実施。
東カレ編集部が特別にピックアップした最近付き合い始めた2人の結婚観をインタビュー。また1組のご夫婦に、結婚生活や子育てのいい点・気になる点などを伺った。
さらに、東カレWEBにおいて結婚観に関するアンケート調査を実施。読者の結婚に対する本音に迫ってみた!
「彼氏と彼女」「夫と妻」、果たして男女は同じ未来を描いているのだろうか……。
■あなたの結婚観を教えて下さい!
28歳独身:建設会社勤務・エンジニア
26歳独身:日系航空会社勤務・国際線客室乗務員
長身で目鼻立ちがハッキリした耕太さん(仮名)に、佇まいが凛とした清楚系美人の優美さん(仮名)。デーティングアプリで出会い、3度目のデートで交際をスタート、現在2か月が経ったカップルだ。
おそらく、互いの具体的な結婚観を聞くのは初めてであろう初々しいカップルにお話を伺った。
東カレ:まずは、こちらの東京都が『東京2020』に向けて制作した結婚応援動画をご覧ください。
東カレ:男性28歳、女性26歳というと、お二人の周りはそろそろ結婚ブームでしょうか?
耕太:まだちらほらという感じで、今年あたりから徐々に来そうな気配です。
優美:私も同じです。大学時代からの長い付き合いで、そろそろ結婚しようかという人が出始めています。
耕太:実は、結婚を決意してプロポーズをしたタイミングで彼女にフラれ、別れた話が意外と多くて...。
東カレ:えっ?そんな事を聞いたらプロポーズするのにも怯んじゃいますよね。理由は何だったのでしょうか?
耕太:女性が、男性の経済力に不安を感じたらしいです。
優美:私の周りには、3年付き合った彼に『君との将来は考えられない』と言われ、ショックを受けていた女性もいます。
世間では結婚離れだ何だと言われながらも、結果はどうであれ結婚に向け挑んでいる世代の存在が確認できたのは大きな収穫だ。
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男女を問わず生き方が多様化し、結婚する・しないも自由な現代。東カレWEBのメイン読者である20代後半~30代の未婚者を中心に、結婚願望をたずねたところ、
・「すぐにでも結婚したい」(31.6%)
・「2~3年以内に結婚したい」(30.8%)
・「いずれは結婚したい」(29.8%)と、実に9割超が結婚したいと考えていた。
そして結婚したい理由のTOP3は、
・「好きな人と一緒にいたい」(51.6%)
・「子供が欲しい」(51.2%)
・「家族を持ちたい」(41.8%)という結果に。
さらに「社会的に認められたい」(10.5%)、「周囲からのプレッシャーや婚活疲れ」(7.1%)「家事の負担を減らしたい」(1.1%)といった、実利的な理由や結婚へのプレッシャーを理由にする人の割合は低いことが判明した。(※複数回答形式)
耕太:年頃なのかもしれませんが、自分の周囲には結婚願望の強い人がかなり多いと感じます。理想の相手を求め意欲的に行動している人も多いです。デーティングアプリを駆使する人も確実に増えていますよ。食事会や婚活パーティーより断然効率が良いですから。
優美:私もそうです。逆に結婚したくないという人はあまり知りません。ただし、いい人と出会えればという大前提があるんですけど(笑)。