35歳既婚:経営コンサルタント
33歳既婚:人事コンサルタント/子ども系ビジネス起業準備中
大きな瞳が愛くるしい2歳の男の子を抱っこしながら颯爽と現れた和人さん(仮名)と、今春出産予定の第2子を妊娠中の陽子さん(仮名)のご夫婦。
まず印象的だったのが、身重の体で2歳男児を育てつつフルタイムの仕事をこなす陽子さんから、疲れた雰囲気が微塵も感じられなかったことだ。それどころか、一週間前には家族で海外旅行に出かけていたと言うのだから、実にアクティブ!
「じっとしているのが二人とも苦手なタチなんです」と笑顔で話すご夫婦の様子から、普段の結婚生活が充実していることは明らかであった。
東カレ:早速ですが、お二人のなれそめを聞かせていただけますか?
和人:20代前半の頃、友人宅で開催されたホームパーティーで出会いました。僕の友人が、妻が連れてきた女友達のことを気に入りまして、お互いの友人が上手くいけばと、4人でたびたび会うようになったんです。
陽子:当時は、私たちは全くというほど恋愛感情が芽生えず(笑)。
和人:そうなんですよ、全く!(笑)おまけに付き合い始めてからも、お互いを干渉することは全くなくて。意外と距離感がある付き合いで、でもその関係性が二人共とても心地よかった。そして出会ってから、交際、同棲を経て7年後に結婚しました。
東カレ:ずいぶんじっくりと関係性を深めた感じですね!いざ結婚に踏み切ったきっかけは何だったのでしょうか?
陽子:30歳までには母になりたいという思いが昔からありまして、それを踏まえると、28歳頃の結婚がちょうどいいとは思っていました。
和人:そんな彼女の思いに、自分も素直に共感できたので、きちんとけじめをつける形で籍をいれました。すでに一緒に暮らしていたので、婚姻届を提出しただけで、その後の生活にそれほど大きなインパクトはなかった気がします。
◆共働き夫婦は、はたして本当にしあわせなのか⁉
今回のアンケートで、東カレ未婚者の特徴が最も顕著になったのが「結婚後の女性の仕事の仕方」である。
未婚男女に、結婚後の女性の仕事の仕方についてたずねたところ、「結婚あるいは出産を機に退職し、仕事は持たない」という回答は(7.3%)にとどまり、結婚後も何らかの形で仕事を続ける意欲がある人(もしくは仕事を続けてほしい男性)は、(91.4%)と圧倒的多数にのぼったのだ。
一方、東カレ既婚者へのアンケートで、「結婚して大変だったこと」の第1位が、「自由に使える時間が減った」(35.3%)、続いて「仕事と家庭の両立が難しい」(25.4%)であった。いずれも大きな括りで捉えると、共働きゆえの課題が浮き彫りになったと言える。
この難題を上手にクリアしている印象が強かった和人さん・陽子さんの本音を聞き出してみた。
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東カレ:ところで、ご主人は家事を率先してやるタイプですか?
和人:いや、かなり苦手です。(笑)ほとんど任せっぱなしです。
陽子:子どもができてからの家事は、家電を駆使して、徹底的に自動化・省力化をしていますね。
それと、子どもの就寝後が唯一自由に使える時間なので、赤ちゃんの時から睡眠のリズムを整えることには拘りました。親も子どももしっかり寝ないと、頭も身体も上手く働かないので。
和人:妻は家事・育児・仕事と本当に完璧なんですよ。本当にありがたいですし、尊敬しています!
東カレ:ベタ褒めですね‼ 和人さんはいつもこんな風に奥様のことを褒めたり、感謝の意をハッキリ言葉にするんですか?
陽子:(笑)そうですね、割と言ってくれます。それと、家事が出来なくても、夫は、私の性格をきちんと理解してくれて、何かに挑戦したいときにはきちんと後押ししてくれる、とても頼りになる存在なんです。だから敢えて彼の短所には目を向けません。