女子ウケ抜群!都内でゆったり楽しめる古民家レストラン5選!

ゆったりとした掘りごたつ式のL字カウンター

日本情緒漂う隠れ家でしっとり和食『天現寺 小野』

お香の奥ゆかしい香りが漂う小さな玄関を靴を脱いで上がると、廊下の先にこじんまりしたカウンターが現れる。

古い建具や設えには古民家を思わせる雰囲気があるが、艶っぽい朱色のカウンターや機能性に富んだオープンキッチンが、それにモダンな彩りを添えている。

満席でも8名という親密な空間に降り立てば、日常を忘れてゆったりと寛げる。

内容はおまかせといっても、苦手な食材や食べたい料理のリクエストはもちろんのこと、ゲストそれぞれに寄り添う形できめ細かに対応している。

お仕着せでなく、料理を楽しんでもらえることが最も大切なことなのだ。

「焼き物」。鱗もいただく甘鯛の松笠焼きは、自家製のカラスミをたっぷりと振りかけてある

オーソドックスな素材でも手法を変えるなど、工夫を凝らすことで食感ががらりと変わったり、意外に思える食材の組み合わせが新鮮な味覚を呼び覚ましたり、小野さんの料理には、時にハッとさせられる喜びが隠れている。

ストレートに食材の美味しさを表現しながらも、ここならではの味わいが、美食家たちの足をこの店へと向かわせるのだ。

空間からサービスまで、細やかに心を砕き、ゲストの会話を妨げない控えめな接客もそんな気配りのひとつ。

大切な人と、ゆるりとした時間を過ごせるからこそ、何度でも通いたくなるのだ。

「食事」。定番となっているのが、毎朝作り立てという湯葉を使った湯葉ごはん

駅前の喧騒から離れた静かな環境。古民家のような小さな入口は趣が深い

「煮もの」。聖護院大根と鮑の小鍋仕立て。添えられた半生のくちこは、そのまま食べた後に、出汁に浸してもおいしい

「酒肴盛り合わせ」。旬の食材を中心に使い、その日のコースによって仕立てる。この日は白子豆腐、セリと蟹の土佐酎ゼリー、海老芋の唐揚げなど

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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