赤身肉といえば、アメリカン・ビーフ! 肉の旨みを存分に味わえるとあって、ここ日本でも市民権を得ている。
そんなアメリカン・ビーフの魅力を一番感じられるのが、ステーキ! しかも、“ポンド”(=約450g)で焼き上げることでビーフ本来の旨みを存分に楽しめる。
塊のまま調理することで、肉汁が閉じ込められ、ジューシーさが保たれる。シェフの力量や個性が試されるのが、ポンドステーキの面白いところ!
前回に引き続き、12月21日から1月20日までの期間、都内屈指の人気店にポンドメニューを作ってもらった。
甘みの強いアンガスビーフがより一層スウィートな舌触りに!
『RUBY JACK'S Steakhouse & Bar』
アークヒルズサウスタワー直結のステーキハウス。バーカウンターやミートセラー、白いテーブルクロスが並ぶラグジュアリーな空間が広がり、その奥には牛を描いた小澤雅志氏のアートワーク『Angus』が鎮座する。
今回、特別に作ってもらったのは「ジャックダニエルを染み込ませながら熟成させたオーロラアンガスビーフ、ニューヨークカット」(1ポンド ¥12,000)。
アメリカのブランド牛であるオーロラアンガスを30日、ジャックダニエルを染み込ませながら熟成。
「アメリカン・ビーフは、とうもろこしを食べているので、肉も脂も甘みが強い」とシェフのマシュー氏。それをウイスキーに漬けることで、舌触りはよりスウィートになり、柔らかさが増す。
旨みが増した肉は、そのままでも絶品だが、マスタードに塩昆布を加えた特製ソースもおすすめ。
通常メニューにはない、シェフの遊び心と好奇心が生み出した一品。この機会にぜひ、味わってみて欲しい。
シェアして盛り上がる、ボリューム満点のもも肉ステーキ
『MADISON NEW YORK KITCHEN』
熟成肉やアメリカンスタイルなど、様々なステーキをメインに、豊富な肉料理をいただける肉ビストロ。
「アメリカン・ビーフNYカットスタイル 1ポンド(¥4,200)」は、赤身の中に適度なサシが入ったUS産プライムビーフトップサイド(内もも)を使用。
牛肉出汁を使った甘めのグレイビーソースが、濃厚な赤身の旨みをより深めてくれる。
1ポンドの迫力あるボリュームはもちろん、あらかじめカットしてあるため食べやすいのも嬉しい。このひと皿で、合コンやパーティーが盛り上がること間違いなし。