「看板がない」がステイタス!港区を知り尽くした紳士は、絶品フルーツカクテルで美女を落とす!

港区を知り尽くした紳士たちが、二軒目に「紹介制」のバーを選ぶのは、自分が優越感を感じるための自己満足だけではない。

連れて行った女子たちにも、「一段高い境地にいる」エクスクルーシブを感じてほしい、という大人の余裕ゆえ。

「君だけのカクテルを出してくれる店に行こう」の一言で、港区女子を虜にするバーが西麻布にあった。


「看板がない」がステイタス。港区一のフルーツカクテルを振舞う艶夜
『Cocktailante OBORO』

西麻布の交差点からすぐの雑居ビルに看板もないそのバーは存在する。

扉を開くと、異国に迷い込んだかのような錯覚に陥いる。カウンターのバックボードにある、ゴッホの「星月夜」が再現された壁が目に入ったからだ。

港区女子の目がキラキラと輝くのをしっかりと確認したあと、「今日は何のフルーツがいいかな?」と紳士は慣れた様子で馴染みのバーテンダーに話かけるのだ。

「鮨屋やレストラン同様、カクテルでも四季を感じてほしい」と、構成は季節によって変化する

全6品のカクテルコース(¥7,500)が存在するのもユニーク(※3日前までに要予約)。

取材時は、旬のイチゴとローズマリーを組み合わせたカクテルを中心に、梅干しやバジル、生ハムなどが皿に盛られた“味チェン”を楽しめる趣向のひと皿がコースのメインにとなる。

メキシコの国旗をイメージしたテキーラベースのカクテル、「東京バンデラ OBORO風」(¥1,800)

「ただのアルコールとしてのカクテルではなく、吟味した食材を使ったデザインカクテルを提供するという意味で、〝カクテランテ〞と名付けました」とオーナーバーテンダーの山川氏は語る。

個室は2つ。女子会で利用されることも多いそう(部屋チャージ料あり)

この店では旬のフルーツを使ったカクテルが主役であれば、その甘みを最大限に生かすため、塩気の効いたつまみを横に添える。全てのバランスを計算し、提案してくれるというのがこの店のおもしろさのひとつ。

さらに、「看板がない」店を知っているということが、またひとつ港区で生きる紳士としての格をあげるのだ。

〈会員になるには…〉現会員からの紹介を受ける。ただし、東京カレンダー1月号の発売期間中は電話をした上での初来店は可能だが、その後会員になるための審査あり。住所は予約時に口頭で伝えられる

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