夏休みも終わり、涼しい秋の訪れを感じる日も多くなってきた。
週末にホテルで遊び尽くすなら、“はしごディナー”を贅沢に楽しむのはいかがだろうか?
地上約180m、35階から都心の絶景を見渡せる「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」で、どれだけ“はしご”できるかやってみた!
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※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。
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懐石、鉄板焼き、鮨、そして日本酒。世界に誇る日本のグルメをコンテンポラリーなスタイルで提供し、世界中からゲストが訪れる『WASHOKU 蒼天 SOUTEN』。
「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」の35階のフロアのほぼ半分を占めるこのメインダイニングでは今の期間、1日1組限定のユニークなディナープランを実施している。
その中身は、レストラン内の5つのエリアを巡りながら、それぞれで料理とドリンクのペアリングを楽しめるというもの。つまり、レストラン内での“はしご”ができる、という趣向だ。
移動はスムーズな上に、座るシートによって異なる景色を満喫できる。
各エリアを利用するのは何日もかかるホテルダイニングを余すところなく一夜で堪能できるのだ。特別な人とのディナーで訪れたい。
【PM 6:00】艶やかなカウンターで乾杯!
「SAKE バー」
ワインセラーと樽酒のディスプレイが取り囲む、入り口すぐのバーカウンター。
オレンジのハイスツールが映える温かみのある雰囲気。
いくらの茶碗蒸し、チーズ豆腐の揚げ出し、青菜のお浸しという鰹出汁の旨みを楽しむ「前菜3種」。
出汁の旨みとの相乗効果が期待できる、シャルドネ100%のエレガントな味わいのシャンパン「ルイナール」を合わせる。
【PM 6:30】窓全体に広がる夜景とシーフードの饗宴
「ダイニング(東京タワー側)」
一番人気は東京タワーとスカイツリーを望むコーナー席。
周囲の建物と一定の距離があり、圧迫感なくきらめく夜景を満喫できる。
思わず写真に収めたくなるモザイクスタイルの「お造り」。
この日のセレクトはカリフォルニアの「シャルドネ」。ミネラル感があってリッチな味わいの白ワインがエビ、サーモン、まぐろ、ホタテと抜群の相性を見せる。
【PM 7:00】ライブ感たっぷりに和牛ステーキを堪能
「鉄板焼きカウンター」
ダイニング最奥の鉄板焼きカウンターは10席限定。
カウンター越しに広がる圧巻の夜景も、非日常モードを加速させる重要な要因だ。
「鹿児島県産の黒毛和牛」はヒレとロース、いずれかをチョイス。150gというボリュームに加え、鮑と野菜も供され満足度は高い。
ペアリングは赤ワインを2種。あえて重たい赤ではなく、「ピノ」と「カベルネ」を楽しみたい。