男と女のLoveゲーム Vol.10

“ちょうどいい子”を食事会で呼んだはずなのに。一目惚れした男を奪われた女の、まさかの逆転劇?

日々、騙し騙されかけひきをくり返す、東京の男と女。

彼らの恋愛ゲームには、終わりなど見えない。

これまで、職業を盛って騙し合う港区男女、浮気をする彼氏に罠を仕掛ける女独身を貫く経営者を追いかける女、男を巡って争う2人の女たちを紹介した。

第10回は、弁護士に一目惚れした女と、その後輩の攻防。

彼らのかけひきは、どちらに軍配が上がるのだろうか…?


久しぶりに訪れた、出会いの機会


こんにちは。亜紀(28)です。

虎ノ門にある広告代理店で、クリエイティブを担当しています。

目まぐるしくも充実した日々を謳歌しながら、気づけばもう5年半。

仕事の世界にどっぷりと浸りゆく一方で、頭の片隅に「結婚」という文字がちらつく年齢になりました。

「俺の大学の友達が女の子を紹介して欲しいって言ってるんだけど、会う?」

“彼氏”という存在からすっかり縁遠い生活を送っていた私は、同期の営業マン・淳の誘いに「会う!」とすぐに食いつきました。

お食事会は、2on2で行うことになりました。

誰を誘うか悩んだ末、淳の部署の後輩で私も仕事でよくタッグを組む営業女子、遥(26)を連れていくことに。

遥は、“ちょうどいい”のです。

飲みの席で「私に注目して」とでしゃばるタイプでもなく、いつのまにか男にしなだれかかっているようなタイプでもない。人懐っこい笑顔で人の話に耳を傾けあいづちを挟める、聞き上手な子です。

それに彼女には、2年つき合っている彼氏がいる。

久しぶりの恋の機会を別の女に横取りされるリスクなんて、背負いたくないですから。

「彼氏がいることは黙っておくから。私を助けると思って、お願い!」と懇願し、私は遥をお食事会に引っ張っていきました。

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