口に入れた瞬間とろけるような肉寿司、安全で絶品のユッケも味わえる名店が銀座にある。
ここ『銀座KOSO』は「認定生食用食肉取扱者等施設」中央区第一号店というお墨付きがある人気店なのだ。
その美しいビジュアルと美味しさに心を奪われずにはいられない、絶品肉を味わうならここへ!
鮮度抜群の生肉を
コースでじっくり味わい尽くす
『銀座KOSO』は、中央区で初めて生食用肉の取り扱い認可を得た黒毛和牛レストラン。銀座8丁目という大人が集う街に位置し、連日連夜「肉食系」の男女が絶品生肉を求めここへやってくる。
今回はおすすめの「銀コース」の全品を紹介しながら、『銀座KOSO』の魅力に迫りたい。
コースの始めに提供されるのが「塩ユッケ」。通常ユッケというと、タレを絡めて生卵黄がのったものを想像するが「肉本来の旨味を堪能してもらいたい」という料理長の思いからごま、ネギ、ごま油、塩、こしょうというシンプルな味付けにとどめている。
この料理は、どのコースでも最初に提供され、アラカルトで注文する場合も「塩ユッケ」を最初にオーダーすることをおすすめしているそうだ。
噛むほどに肉の旨みが溢れ出し、これから始まる生肉三昧への期待も高めてくれる。
舌でとろける「特選黒毛和牛握り」!
たまらない美味しさだ!
旬の食材を使用した「前菜三種盛り合わせ」を挟んで、続いて登場するのは「特選黒毛和牛握り」だ。
本日は「生肉の握り」と「炙りトロの握り」。「手の温度で脂が溶けてしまいそうになるほど、融点が低く繊細な脂です。手袋をして調理したいくらいですね」と料理長。
それほど繊細で良質な脂を持つ特選黒毛和牛。同店では、雌牛の月齢32ヶ月以上のもののみを使用。その日によって産地は異なるが主に、神戸や近江、石垣、松坂などを仕入れている。
もちろん「焼き」メニューももれなく旨い!
続いては「厳選黒毛和牛網焼き」。この日はザブトンで提供いただいた。
こちらは藻塩でさっぱりと。霜降りの肉から赤身へというコース構成になっているため、味付けはさっぱり塩からタレへと変化していく。
ザブトンをひと切れ頬張ると、雌牛のもつ繊細な脂の美味しさを感じたと同時に口からハラリと消えていく。噛みしめたくても、噛みしめられない…その儚さが堪らなく、クセになるのだ。
箸休めにならないほど美味しい「真っ黒玉葱」は強火で外をこんがり焼いた後、中火で中まで火を通す。
それにより玉ねぎの甘みがグッと引き出されている。フレークソルトと食べる事でより一層甘みが引き立つのだ!
続いての肉を待っていると「トモサンカクのしゃぶしゃぶ」が登場。
トモサンカクはさっと湯にくぐらせてしゃぶしゃぶに!
兵庫県産の黒毛和牛のトモサンカクは、サシの多い部位のため、しゃぶしゃぶにして、さっぱりとしたタレを合わせている。
脂が多い部位とは思えないほど、あっさりと胃に収まり、何枚でも食べられてしまいそうだ。
お肉には、あっさりと食べて貰えるようにと、必ず漬け物などを添えられているのも嬉しい。
続いては「本日のスープ」。牛肉の肉片で贅沢に出汁をとった「カルビタン」だ。。牛の旨みがたっぷりのスープの美味しさに酔いしれていると、メインディッシュ「ランプの鉄鍋焼き」が登場。
驚愕してしまうレベルの黒毛和牛の雌牛が持つ赤身の柔らかさ。また料理長自らが牧場へ赴き、餌や牛が育つ環境などを確認した上で仕入れ先を決めるという徹底ぶりも、このコースの至るところで感じる事が出来るだろう。
選べる〆メニューは3種類!
どれも絶品で迷ってしまう!
シメは「黒カレー」または「和牛赤身漬け丼」、「特製味噌そうめん」から選べる。この日は同店イチ押しの「黒カレー」をチョイス。
その名の通り、真っ黒な見た目に驚くなかれ、このカレーただ者ではない。
野菜、牛スジを2日間じっくり煮込み、最後に旨みのみを抽出。そしてイカスミをプラス。
辛味は赤唐辛子と青唐辛子で後から調節できるのも嬉しい。
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