あえて下手に出て、相手をのらせろ
デートは僕から誘い、都合も相手に合わせる。こちらが追う方が、プライドの高い女性は乗り気になりますからね。
レストランは、最初はカジュアル、次に和食、最後はフレンチという若い女性が好みそうな鉄板コースにします。あまり玄人的な店にすると、慣れているのでは、と警戒されますから。
勝負をかけた3回目の夜。
お店で少し強めのワインを飲んで警戒心を解かせてから、彼女が好きなワインの話で盛り上げる。
僕、実際はそんなにワイン好きではありませんが、女性を口説くアイテムとして有効活用しています。
奈々美ちゃんも、僕の家にあるワインを飲まないかと誘ったら、すんなりのってきました。
「いや?」と聞いて罪悪感を刺激しろ
そして、部屋に入ってからが本当の勝負。
プライドの高い女性は、「あなたが本気じゃないと、しない」というスタンスでいることが少なくありません。
彼女達は翻弄するように見せかけて、気持ちを確かめる行動を取ってきます。
例えば、「抵抗する」。奈々美ちゃんがキスを避けたのは、まさにそうです。
僕はこういう時、不安そうに「いや?」と聞きます。
すると女性側は、自分の方が立場が上だと安心するので、その先に進みやすくなります。「向こうがお願いするから、(仕方なく)してあげた」と。
それに、罪悪感も与えられるんです。「自分を好きな(しかも、自分も好意がある)男性を、傷つけたかも」と。
罪悪感を持つ人間には後ろめたさがあるので、その後のお願いを聞いてもらいやすくなりますよ。
また女性は、「好き」とか「付き合って」という言葉を引き出そうとしてくる。これが一番よくあります。
奈々美ちゃんも、「遊びならいやだな」と探るように聞いてきました。さあここで、彼女を手に入れる決定的なセリフの出番です。
最強のクロージング・ワード、発動
「好きじゃないのに、こんなことしなくない?」
いわゆる、逆質問です。
好きという明言は避けることで、責任は負わない。ついでに、話をそらす効果もある。
けれど女性は大体、「好きってことだよね」と思い込んでくれます。奈々美ちゃんも安心しきった顔をして、僕に身をゆだねてくれました。
彼女を煙に巻いた、僕が一枚上手ではないでしょうか。
彼女が僕を振り回していることを逆に利用して、彼女を獲得できたから。
ただ、実際彼女は読めない魅力があるのも事実。久しぶりに、また会いたいと思える女性でした。
行動で翻弄する女vs言葉で惑わす男…勝負の結果は?
「つきあう」という決定打を打たずに女性を獲得した男性と、結果として男に追わせて思い通りの恋を楽しんだ女性。
貴方が思う本当の勝者は、男?それとも女?
▶NEXT:8月14日 月曜更新予定
印象操作で男心を巧みに操る、魔性の女。
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