ドクターラバー Vol.7

優良物件男の本音。“キラキラ女子”は、結婚ターゲット外にする!?

医者を好み、医者と付き合い、結婚することを目指す。

そんな女性たちを、通称「ドクターラバー」と言う。

日系証券会社の一般職として働く野々村かすみ(28)も、そのひとり。

彼女たちはどんな風に医者と出会い、恋に落ち、そして生涯の伴侶として選ばれてゆくのだろうか?

医者とドクターラバーたちの恋模様は、一筋縄ではいかないようだ。

かすみは、慈恵医大の内科医・城之内(34)初デートに行くが、病院からの呼び出しですぐにお開きになってしまう。一方、同期の里帆は、城之内の後輩・浅見(32)に誘いを断られる。

かすみは城之内から2度目のデートに誘われたものの、再びドタキャンされてしまう。そんな折にタケルから飲みに誘われ、2人はそのまま一夜を共にしてしまう


一夜を過ごしたかすみとタケル。それを聞いた里帆は…


「…嘘でしょ?」

里帆の開口一番のセリフは、それだった。

「タケルとかすみって…」

里帆は開いた口がふさがらないといった様子で、かすみを凝視している。

「どうするの?城之内さんのことは」

「どうするって…」

里帆の問いにかすみは答えることができず、言いよどんでしまう。

どうするかなんて、何も考えてなかった。
ただ、あの夜は、一緒にいたかった。

そんなかすみを見て、里帆は大きくため息をつく。

「かすみ。タケルのこと、人として好きなの?オスとして好きなの?」

「お、オスって…」

「確かにタケルは、魅力的よ。本能的に女を惹きつけるものがある」

でもね、と里帆は口調を少し強める。

「結婚したいなら、一緒にいて幸せになれる人を、ちゃんと選んだ方がいいよ」

黙るかすみに、里帆はさらにかぶせる。

「タケルは、いい奴だよ。だけど、恋愛でもいい男だとは限らない」

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