デーティングアプリは、必然に。 Vol.6

結婚を考えていた彼との、別れ。 “出会いは無数にある”と思いたい女心

2017年、東京での“当たり前”な出会い方。

それはお食事会でも“友人の紹介”でもなく、デーティングアプリだ。

しかしオンライン上での出会いに、抵抗感を示す人は未だ少なくない。今まで難なく自分の生活圏内で恋人を探してきた男女なら、尚更のことだ。

商社で秘書として働く、桃香(30)もその内の一人。

―デーティングアプリって流行っているみたいだけど、私には必要ないわ。

そう思っていたある日のこと、憧れの先輩・奈緒が「いいね!」していた「東カレデート」をダウンロード。プロフィールを変えた桃香に、新たな出会いはあるのか?



―さて、新しいメッセージは来ているかしら?


今日は、聡子と渋谷の『Brasserie VIRON』で、ランチの予定だった。

待ち合わせまで時間があったので、桃香は「東カレデート」を開き、メッセージを確認した。

ダウンロードしたものの、最近あまり使っていなかった「東カレデート」だったが、友人たちのアドバイスにより、プロフィール画面を変更して再開した。


—アプリで出会いを求めるなんて、私には必要ないわ。


少し前まではそう思っていた桃香だったが、周りの友人たちは普通に使っているし、毎日使っているうちにそんな抵抗も薄れてきた。

「いいね!」をしたりバラをもらったり、ゲーム感覚で使えるし、毎日何かしらの反応があって、面白い。

そして、何より。

もしかしたら、これが「東カレデート」を使い続けている一番の理由かもしれないが、まだ出会っていない独身の男性たちが、これだけの数いるのだという安心感があった。

1年前、29歳で元彼のケンと別れてから、桃香は新しい恋になかなか踏み出せなかった。

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