私、美人じゃないのにモテるんです。 Vol.13

悲恋ばかりの“都合のいい女”と、そうでない女の決定的な違い

―美人じゃないのに、なぜかモテる。

あなたの周りに少なからず、そういう女性はいないだろうか?

引き立て役だと思って連れて行った食事会で、全てを持って行かれる。他の女性がいないかのように、彼女の周りだけ盛り上がる。

「クラスで3番目に可愛い」と言われる化粧品会社勤務・莉乃(27)も、まさにそんな女だった。


意中のデザイナー・健太郎にふられた上に、ライバル・陽菜と健太郎が2人で歩いているところを目撃した莉乃。ショックで健太郎を避けていたところ、健太郎から「ちゃんと話します」と告げられる

一方、真央喧嘩の仲直りをするために、陽菜を呼び出す。陽菜は真央に、健太郎との間に起きたことを話し出した。


陽菜が語る知られざる本心と、真実


わたし、健太郎さんにふられたの。

「相談がある」って呼び出して、告白したんだけどね。

彼に抱きついてみたけど、「飲みすぎですよ」ってやんわり押し戻されて、「ごめんなさい」って、言われた。

わたし、酔いもあって、頭の中がぐるぐるしちゃって。「なんで?莉乃とつきあってないんでしょ?わたしじゃ駄目なの?」ってつめ寄った。

そしたら彼、静かに、だけどきっぱり言ったの。

「陽菜さんは、僕のことが好きなわけじゃないと思います。結婚相手という条件だけで、僕を見ている」って。

正直、びっくりした。そんな風に思われていたなんて。だからすぐに否定しようとしたわ。でもそのとき、思ったの。

本当に?って。

高収入、高学歴で外見も性格もいい。結婚相手として…カンペキ。

わたしはいつも、健太郎さんを見つめるとき、こんなことを考えていた。彼なら、親も快く賛成してくれる。友達もきっと、とても羨ましがる。

結婚式では、理想的なカップルだと祝福される。2人で歩けば、すれ違う人たちが「あんな風になりたい」って振り返る。Instagramにツーショットの写真をアップすれば、「旦那さん、イケメンすぎる!」って賛美のコメントがたくさんつく。

いつもそんな風に、「周りから羨ましがれる」妄想ばかり。2人の幸せな暮らしの妄想、じゃなくてね。

世間体で結婚を焦って、マウンティングにとらわれて、条件で彼氏を探して。相手を想う気持ちを、見失っていたの。

【私、美人じゃないのにモテるんです。】の記事一覧

もどる
すすむ

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo