一人あたり¥5,000の予算と言われたら焼鳥がイイ! 安くて、美味い最新焼鳥店7選

みんな大好き焼鳥。ただ、肉を串に刺すだけ、と侮るなかれ。そのままでも食べられる肉をわざわざ切り分け、串に刺す……。その行為には、当然意味がある。串を外す、外さないという議論も話題になったが、各店のこだわりを聞けば、そんな議論は論外と分かるはず。

また、焼鳥の魅力は比較的安い金額で楽しめること。たとえば、一人あたり¥5,000なんて言われた日には、焼鳥店がうってつけ。今回は昨年末から今年にかけてオープンした、注目の焼鳥店をご紹介!

肉の甘みが特徴的な丹波黒鶏。皮の食感や脂の旨みを引き出すべく、高低差をつけた炭火で絶妙に焼き上げていく

さり気なく技が光る、食感と香りが秀逸の絶品串
『喜鈴 別邸』

恵比寿

本店『喜鈴』の開店からわずか1年で、同じ恵比寿エリアに早くも2号店が誕生。個室を充実させた新店は、まさに“別邸”の特別感とお籠もり感に満ちた空間で、本店同様の丹波黒鶏や京野菜の串焼きをいただける。

「ただ火を通すのではなく、ひとつの料理として焼く」というのがモットー。串打ちは火が入りやすいトップの肉を大きくし、扇状に並べる。

皮はパリッと身はジューシーな食感に。仕上がりの美しさも美味しさの要素

中華料理から発想を得たというももとだき身は、皮を外してから肉を整形し、皮をあとから巻きつけてハリを出す。このひと手間によって、北京ダックのように皮目はパリッと、身はぷっくりと甘く柔らかな至福の食感に。

塩やタレにも炭の薫香を移すなど技がキラリ。ひと通り串を楽しんだら、〆は名物の白湯ラーメンで!

タレでいただくレバー¥350はコクのある味わいで赤ワインとの相性も抜群

さび焼き(笹身)¥280は半生に仕上げつつも中心が冷たくならないように絶妙に熱を通す

だき身¥320ともも¥320は、身を丸く抱くように皮を引っ張りながら巻く。身は大きめにカットして、丹波軍鶏の旨みを堪能

抜群の火入れセンスで串を軽妙に操る

内観

目黒『鳥しき』の新店『鳥かど』の焼鳥。串打ちして肉の断面を減らすことで、肉汁たっぷりに仕上がる。美味しくいただきたいなら、熱々を串のままガブッと喰らうのが正解!

それはまるでコース料理。一串に込められた感動
『鳥かど』

目黒

6年連続でミシュラン1ツ星を獲得している目黒の人気焼鳥店『鳥しき』。予約困難の超人気店が、2017年1月、ついに2号店をオープンさせた。

『鳥しき』店主・池川義輝氏の心技を継承する串をいただけるとあって、早くも予約が取りづらいお店に。食べる人を魅了するその旨さの理由は、使用する福島産伊達鶏の肉質や焼きの技術はもちろんのこと、“串打ち”にも隠されている。

右からレバー、かしわ、皮。レバーはひと口めにハツを刺し、ハツのプリッとした食感とレバーのムースのような口溶けの対比を楽しめる。皮は脂を包みこむように波状に打つ

「人は狩猟民族だった頃の名残で、骨つきの肉にかぶりつくと本能的に美味しいと感じる。それを基に、串を骨に見立てて切り分けた肉を元に戻すように刺します。熱が入りにくいトップとラストはポーションを小さめに、一番美味しい部分は大きめにして、特に熱が入りやすい2番目に置く。起承転結のある、美味しく食べやすい串打ちを心がけています」と、大将の小野田氏。

いわば、ひとつの串がコース料理のようなもの。ひと口ごとに新しい皿を味わうような感動が生まれる。「注文はお任せのみ」とのことなので、心ゆくまで『鳥かど』の世界観を堪能すべし。

かしわは主にもも肉を使用。最初は小さく、2~3番目は脂ノリが良く、歯応えのある部分を使用。最後だけむね肉を使い、さっぱりとした食後感に。さながらフルコースのような組み立て

叩きながら火の入り具合を確認しながら、ベストな食感に焼き上げる。凝縮した旨みと品よく漂う炭の薫香がたまらない

軟骨は丸串を使用

『鳥しき』で3年間修業を積み、『鳥かど』の大将に抜擢された小野田幸平氏

暖簾が印象的な店内は「禅」をイメージ

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