しっとりチャーシューはラーメン店だからなせる技! わざわざ足を運ぶべき肉麺6選

curated by
田辺 晋太郎

ラーメンにパスタ、蕎麦にうどん。大好きな麺料理と肉とのコラボは、いやが上にもテンションが上がるもの。なかには、主役の麺を凌駕するほど肉の主張がハンパない肉麺も存在する。

そこで、肉料理に精通する肉マイスターこと田辺晋太郎さんに、今注目の肉麺を直撃。セレクトの条件は、ウマイ肉が当然出てくる肉専門店以外の麺料理。肉のプロも舌を巻く、絶品肉がいただける麺料理を紹介しよう!

豚増しらーめん ¥930。豚の美味しさはもちろん、味とやわらかさが秀逸!

繊細な食感に驚く肉厚すぎる豚!
『らーめん 陸』

上町

田辺さんが「ご褒美ラーメン」と贔屓にするのが、『らーめん 陸』の豚増しらーめん。ぶ厚いチャーシューに山盛りのもやしとキャベツ。いわゆる“二郎インスパイア系”のビジュアルだが、味は別モノ。食べるとその印象が180度変わる。

この料理の主役は、なんといっても丼で存在感を放つチャーシュー。ドヤ感漂う風貌からは想像もつかない、しっとりとした歯触りとやわらかな肉感にまず驚かされる。数多の肉と対峙してきた田辺さんにして、「これ以上のチャーシューに出会ったことがない」と言わしめるほど。

チャーシューとなる肩肉の塊を、スープが煮詰まってから寸胴鍋で煮ることで必要以上に脂を抜かずに絶妙なしっとり食感に仕上がるという。豚の旨みが沁み渡るスープに肉をたっぷり浸し、本能のままに喰らうべし。

豚増しはチャーシューが5~6枚のる。麺の量は普通盛りで270g。スープは濃い目だが雑味がなく豚の旨みが堪能できる。ちなみに田辺さんがいつも注文するのは、「豚増し麺少なめのさらに少なめ(130g)野菜増し」

高校生からラオタまで、幅広い客層が特徴。並んででも食べたい一品だ

鴨南 ¥2,780

ステーキみたいな鴨肉が魅力的すぎて旨すぎる
『布恒更科』

大森

昭和32年創業の『布恒更科』。蕎麦好きの間では知られた名店で、初代が深川そばを考案し、“あさりの深川”の名を広めたとか。秋から春先にかけて登場する「鴨南」は、“鴨南好き”の間で日本一との呼び声も高い逸品。

丼が到着すると、ぶ厚くカットされた鴨肉に圧倒される。鴨肉は特に産地・銘柄の指定はなく脂のり、大きさ、色が納得のいくものを信頼のおける肉屋から仕入れている。焼きサバ節のみで出汁を取ったやや濃いめのつゆに、鴨肉の甘い脂が溶け込んでコクがたっぷり。

鴨肉は肉厚なのに歯切れがよく、噛むほどに力強い旨みがぎゅっと溢れ出る。鴨肉の滋味と甘みを引き出した至極の一杯。鴨南の提供は、3月上旬で終了予定なので急いで。

鴨肉から出た脂でネギを炒め、その脂ごとつゆに入れる。良質であり、白濁するほどの量の脂が旨さの秘訣

昔ながらの面影を残す店内。昼時は行列ができるほどの人気ぶり

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