せわしない午前中のビジネスタイムをくぐり抜け、ランチタイムでとろける夢を見たいなら、『赤坂 鳥幸』の極上親子丼を激しく推したい。
丼ぶりの中央に鎮座するのは、ぷるるんとした弾力とオレンジ色の艶を讃えた極上の卵の黄身。思わず、ツンツンとつついて壊したくなるそのビジュアルは、高飛車な女子を手なづけて振り回してみたい願望と同じ類(たぐい)のSっ気を、発動させる。
見るだけで、卵と白米が絡み合うとろとろした食感が想像できてしまう、罪作りな親子丼なのだ。
『赤坂 鳥幸』があるのは、バブル世代にとってはおそらく感慨深いであろうホテル「赤坂プリンス」跡地に2016年7月にオープンしたばかりの「東京ガーデンテラス紀尾井町」3階。
八ヶ岳鳥幸地鶏をメインに使用し、備長炭で一本一本職人が焼き上げる本格焼き鳥とワインを楽しめる。
焼き鳥専門店だからこそ実現できた極上親子丼ができる様を、お店のキッチンから特別にレポートしよう。
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