無難戦隊MARCHマン Vol.4

MARCHのトップは、間違いなく立教。普通に見える男のベジータ並みに高いプライド

あるベンチャー企業に、MARCH出身の5人の男たちがいた。彼らは、こう呼ばれている。

―無難戦隊MARCHマン―

「平均より良くても、所詮上には上がいる。俺らは、どんな理不尽な仕打ちにも、無心で打ち返すだけだ。」

それが5人の口癖だ。

「無難」と言われながらも、必死に頑張るMARCHマン。しかし、そこに東大卒の嫌味な上司が舞い降りた。

ベンチャー企業、「キャリアナビ」の第一営業部に所属する5人の MARCHマン。東大出身の嫌味な上司・東出にばっさり斬られた“無難の極み” 明治大卒の福田蒼汰。優秀ながらも心の闇を抱える青山学院大学卒の上田瑛士。今回登場するのは…?


立教卒・長野茂雄。普通に見える男の、限りなく高いプライド


「実力より高いステージで戦わなければ、一生凡人のままだ」

瑛士がそう言われているのを、立教出身の長野茂雄は複雑な気分で見ていた。

―凡人、ねぇ…。

新しく来た上司・東出は「キャリアナビ」の第一営業部の5人にきつい言葉を日々浴びせている。

前の上司の早川は、体育会系で多少面倒なところはあったが、基本的には鷹揚な人物で、皆から慕われていた。

しかし、東出はまるっきりタイプが違う。全く隙を見せないし、基本的には正論しか言わない。

第一営業部のMARCHマンたちは不満が溜まって爆発寸前だが、茂雄は一歩引いた目で見ていた。

―そんな愚痴言ってるだけじゃいつまで経っても成長しないぞ…。

茂雄は、一見普通に見えるがとてつもなくプライドが高い男だった。

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