エビージョ! Vol.14

エビージョ!最終回:夢見る少女じゃいられない。己の身の丈に合った、人生の落としどころ

そのブランド力に惹かれ、多少背伸びをしてでもセルフ・ブランディングのために恵比寿に住む女性がいる。

恵比寿に生息する恵比寿女子、通称、“エビージョ”。

一見華やかに見える彼女たちには、窺い知れない裏の顔がある。

そんな典型的なエビージョであるマナミは、年収1,000万円のテレビマン・裕太を巡り、目黒女子・早希と戦ったが、結局裕太に遊ばれていた。そんな中、経済力しか魅力がない俊明との結婚を夢見るが、裕太ともデートを再開し...


測り難きは女心?


女子という生き物は、複雑そうに見えて実は非常に分かりやすい。旦那ツワリという言葉があるそうだが、生理的に無理!と一度思うと、もう止められない。

きっと女性は本能的に、その人との子供を産めるかどうか識別するセンサーが働くのだろう。だからこそ、無理になったら本当に無理なのだ。

「楓さん...私、俊明さんからキスされた瞬間に、“こんなオッさん無理!”と思って体が拒否反応を示してしまいまして...」

「そうなの?まぁ“あれ”は誰でも無理でしょ。あんな年上の変な人と結婚したら、お金目当てなのバレバレだし、良かったじゃん。」

ぐうの音も出なかった。確かに俊明の経済力を知らなかったら、ご飯さえ行っていなかったかもしれない。ましてや結婚なんてしたら、世間から好奇の目で見られていたのだろうか?

「まぁ...俊明さんとの一件で、マナミちゃんの育ちはそんな大したことがないって露呈しちゃったね(笑)お金目当てで結婚する女性って、基本的にご実家が至って普通の家庭か、それ以下だから。」

港区女子であり、生粋のお嬢様でもある楓に何も言えなかった。

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