2016.12.25
本気のデートを目論んでるならレストランの予約はきっと万全のことだろう。さらに、押さえるべきは2軒目のバーである。
しかも、ホテルという最高のロケーションで、一流バーテンダーが作る特別なカクテルを用意できたら完璧だ。
現在27歳にして、持ち前の独創性溢れるアイデアで今回展開する6つのお伽話カクテルをすべて考案。休日にはカクテルの参考もかねてデパ地下でスイーツを見るのだとか
煙を浴びたあとは、お爺さんになったフリを!『MIXX バー&ラウンジ』
2017年1月から“日本のお伽話カクテル”をスタート。写真は1~2月に供される浦島太郎で、3~4月は花咲か爺さんと、季節ごとにお伽話をモチーフにしたカクテルを展開するユニークな企画。第一弾となる浦島太郎は陶器の玉手箱で提供され、蓋を開ければスモークが湧く、楽しくて豪華な一杯。
「浦島にかけて島酒である泡盛を使用し、味わいやすいよう抹茶と合わせエスプーマでムース状に仕上げました」と西村和也さんのセンスも光る。「浦島太郎」¥2,300(税サ別)
ホテルのメインバーひと筋で腕を磨き、数々のカクテルコンペティションで入賞歴をもつ若き気鋭。モットーは“1カクテル入魂” で、その人、その時のためのベストな一杯を考える
バーテンダー考案の、大人のご褒美スイーツ『ラウンジ&ダイニングG』
一見、「パフェ??」とも思えるこちらは、ベイリーズを使用したフローズンカクテル。テーマは“ニューヨークのバーが魅せる甘い誘惑”で、ジャーボトルの上にはワッフルや生クリーム、苺などスイーツがトッピングされ、飲めばコクのある甘さとほろ苦さをもつ大人のシェイクのよう。
「食後のデザートとして、もしくは仕事終わりに1日のご褒美スイーツ的な感覚で召し上がっていただきたいです」とは、考案した逸見智則さん。「ベイリーズ ファッジ」¥1,800(税サ別)
バーテンダー歴12年。最近のマイブームは自家製のジントニックを作ること。ミントやローズマリー等の素材をジンに漬け込み、フレーバー豊かなジントニックを提供する
遅めのデートにもぴったりな、“夜の紅茶”『ザ・ロビーラウンジ』
「優雅なティータイム♪」と見せかけ、ブランデーがベースとなった“夜の紅茶”。皮ごとグリルしたオレンジを漬け込んだブランデー、ラズベリーのビネガー、アプリコットティーの茶葉による一杯で、ビタースイートな味わいがクセになる。
「焼いたオレンジの皮の風味がブランデーに溶け出し、茶葉との相性もいいですよ」と、大久保 純さんのひと手間が美味しさに繋がっている。夏に好評だったアイス版に続き、冬はホットカクテルで再登場! 「イヴニングティーポットパンチ」¥2,000(税サ別)
この記事で紹介したお店
ミックス バー&ラウンジ/ANAインターコンチネンタルホテル東京
ラウンジ&ダイニング ジー/東京マリオットホテル
ザ・ロビーラウンジ/シャングリ・ラ ホテル 東京
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