見た目が今っぽいだけじゃ満足できない!デキる男の腕元にふさわしい機械式時計4本

チョコレートと腕時計、一見異なる両者だけど、俯瞰すればどこかが似ている。お互いの魅力から見える意外な共通項をご紹介。

今回は、小粒ながらもこだわりのつまったボンボンショコラと通好みながらもキャッチーな機械式腕時計を比較した。

IWCの「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ “トップガン・ミラマー」¥1,240,000。バリエーションの多いIWCのなかでも歴史あるパイロット・ウォッチ。自社製キャリバー搭載に加え、注目のセラミックスケースを採用。入門者から通まで幅広く心を掴む。 セラミックスケース、径44mm、自動巻き、カーフスキンストラップ。(IWC TEL:0120-05-1868)

キャッチーなトレンド感と実直な骨太感を両立する、ビタースイートなモノ作り

ブーム絶頂を迎えるプレミアムチョコレート。バレンタインはおろか、ちょっとした贈答のひとつとして真っ先に候補に挙がる。

そうした人気ショコラのひとつにベルギー王室ご用達のピエール・マルコリーニがある。カカオ豆から作る「ビーン・トゥ・ショコラ」を掲げ、妥協を許さない。仕入れルートの開拓、買い付け、選別、調合、焙煎や精錬とほぼすべての工程を、マルコリーニ本人の手で行うというこだわりよう。納得のいくカカオ豆のみを使用し、チョコレートに仕上げている。

一番人気の「マルコリーニ セレクション 6個入り」¥2,000。フラッグシップは、右から2番目のグラン クリュ。その味わいの虜となった人も多数


例えば、小さな粒に独自の世界観を詰め込んだプラリーヌ。ベルギーの伝統とマルコリーニのモダンな感性が融合した味わいが魅力で、その種類も実に豊富だ。万人に受けるスイートなルックスながら、その実、通好みな物作りの姿勢を見せる点は、腕時計にも通じる。

一方、腕時計における口当たりの良さは、キャッチーさでファンを楽しませる姿勢に相当する。

例えば、IWCのパイロット・ウォッチは、口当たりの良さと骨太さの両方を兼ね備えるモデル。今回のカーキを纏った“トップガン・ミラマー”は、映画にもなった米海軍戦闘機兵器学校“トップガン”にオマージュを捧げたコラボモデルだ。

このようにキャッチーさもありながら、伝統を感じさせる実直な物作りは、アンティークファンも含めて時計通が認めるところだ。こんなにも甘くて奥が深い両者の共通点、存分に堪能したい。

カフェも併設する銀座の旗艦店『ピエール・マルコリーニ 銀座本店』

2015年にリニューアル。1階に店舗、2階にはカフェを併設。紹介したプラリーヌは、銀座本店限定品も入荷されるのでチェックしたいところ。製菓用に作られるクーベルチュールなども日本随一の品揃えで、ピエール・マルコリーニの世界観を表現する。

2階では、オリジナルのカレーも提供。もちろんチョコレートも楽しめる

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