いい思い出ほど、なぜか記憶にない。
恋愛達人と名高い精鋭東カレ読者にデート取材を試みているが、思い出に残るような素敵な「ベストデート」よりネタに尽きないのは…。
―地獄のような最悪なデート。
果たして、東カレ読者の求める理想が高過ぎるだけなのか!?ワーストデートの全貌を聞いていく。
優子、25歳。食事会の相手は弁護士、医者、ときどき商社マン。
今回話を聞かせてくれたのは優子、25歳。広告代理店で営業をしている。コンサバティブなファッションに身を包み、女性らしい雰囲気の彼女だが、営業ウーマンらしく溌剌とした口調でこう語ってくれた。
「今婚活中で、色んな人とデートしているのですが、この間のデートはもう最悪で…。」
25歳という若さながら、しっかり戦略を立てて婚活をしていると言う彼女。普段の食事会の相手は、弁護士や医者がメイン。しかし、この間たまたま行った食事会の相手が商社マンだったらしい。
「商社マンはあまり眼中になかったのですが、その人は話が面白かったので、もう少し話してみたい、と思いました。」
弁護士や医者に狙いを定めながらも、その策だけに溺れることなく、しっかり人柄も見極めようとしていたようだ。
しかし、この商社マンとのデートが、彼女にとってまさかの「ワーストデート」になってしまったらしい。
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