第一印象は好印象。品プリの水族館のあとに向かった先は…?
彼との出会いは恵比寿での食事会。総合商社勤務で29歳、独身。身長は低く、顔もタイプではなかったが、大阪出身でノリが良く、話が面白かったらしい。
隣の席になった2人は連絡先を交換。早速、翌週の土曜日にデートする約束をした。
「デート相手は弁護士さんとかお医者さんが多いので、ノリの良い商社マンは新鮮でした。」
そして、楽しみにしていたデート当日。彼と向かった先は、品川プリンスホテルの水族館。水族館に来たのは、小学生以来だった。
「天井一面で泳いでいる魚を見ていると、まるで海の中に潜り込んだようで、とても楽しかったです。イルカショーも見たのですが、可愛くてとても癒されました。」
童心に返ったかのように楽しんだ水族館。彼と一緒にいる時間はドキドキもあったが、それ以上に安らぎを感じたと言う。
水族館からの食事デート。これからまだ楽しい時間を過ごせると、この時は信じていたと言う。
カフェバーで休憩の一杯。そこでまさかの…?
1時間ほど水族館を楽しみ、出たのが17時過ぎ。19時からお店を予約していたらしく、「軽く飲んで行こうか」との彼からの提案で近くのカフェバーに入り、一杯ずつビールを頼んだ。
しかし、会計時に信じられない出来事が起きた。彼女が財布を出すと、彼は躊躇いもなく「350円」と手を出した。
「水族館代は彼が出してくれたので、この位はと思ったのですが、遠慮なく手を差し出してくる感じがちょっと…。」
テンションはだだ下がりしたが、気を取り直して向かった2軒目のお店は、何と五反田の焼鳥屋。彼の家の近くに美味しいお店があるらしい。
「初めてのデートで五反田。しかも家の近くなんて…。正直テンションガタ落ちでした。」
しかも、この店を選んだのは「俺、焼き鳥が大好きで」という理由。事前に食べたい物や、逆に苦手な物は一切聞かれなかった。
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