結婚ゴールの真実 Vol.2

結婚ゴールの真実:夢のタワマン移住が裏目に...?豊洲カーストが生んだ、ボス猿嫁の実態

「結婚=ゴール」なんて考えは、古すぎる。

東京婚活市場は、婚活に勤しむ女で溢れかえっているが、当然ながら、結婚はゴールではない。そんなものは、幻想だ。

アンチ結婚主義者、吾郎、独身、34歳。長身イケメン、東大卒、超エリートの企業法務弁護士。

吾郎いわく、結婚をM&Aに例えるならば、M&A実施の調印式=結婚式であり、PMI(買収実施後経営統合)=結婚後の生活となる。東京婚活市場において、PMI軽視の風潮は非常に強い。

滑稽な既婚者たちの結婚生活を、彼独自の目線で、じっくりと観察していこう。


「吾郎ちゃん、聞いてよぉ~。」

ねっとりとした媚びを含む女の声に、吾郎は心底ウンザリしていた。

「ねぇ、もしもあたしが離婚するときは、吾郎ちゃんに弁護士を頼むからね♡」

女は、ウフンと軽く息を吐き、ワザとらしく髪を掻き上げた。その仕草が、自分では色っぽいとでも思っているようだ。

当然ながら、企業弁護士は、離婚の相談などには乗らない。が、そんな説明をするのすら面倒なので、吾郎は目を合わさずに、口の端だけで軽く笑い、それを返事代わりにした。



大学時代のサークル同期の2次会。それは、紀尾井町の『GARB セントラル』で行われていた。

新郎は吾郎と同期の男で、公認会計士をしている。嫁はサークルの後輩で、都内女子大卒メガバンク勤めの、なかなかの美人だ。

嫁のドレス姿は見栄えが良く、吾郎は二次会に参加したことを後悔せずに済んだと思いきや、男たちの品のない余興が始まった。

数人の男たちがフンドシ姿で、何かを叫びながら、音楽に合わせ、ただ暴れている。

吾郎はそんな余興に目も当てられず、テラス席に避難した。そこで、この髪を掻き上げまくる女・アケミに捕まってしまったのだった。

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