ウイスキー事情2016 Vol.1

表参道に専門バーが誕生!ウイスキーでモテる時代がまたやってきた

バーボンが世を席巻した90年代。テレビドラマで見るカッコいい役者達はおしなべてバーボンを飲んでいたものだ。もちろん、その影響を受け、現実世界でもバーでウイスキーを飲む男性が増えていた。

あれから十数年、今またウイスキーがカッコいいお酒として帰ってきたという。そんな予感を確信に変える象徴的な存在に、先月オープンした『TOKYO Whisky Library』がある。

トレンド発信地、表参道から提案するこれまでなかったようなスタイルの大型ウイスキー専門店だ。これは間違いなくウイスキーブームの再来である。

『TOKYO Whisky Library』はクラフトウイスキーのコレクションにも力を入れており、コーヴァル蒸留所のほか、日本なら秩父蒸留所、アイルランドでティーリングをリストアップ。各種を揃える

ラベルを眺めているだけでもウイスキーの多彩な全容がわかる、圧巻の1,000本!

多くのトレンドを発信してきた表参道。この街に今年10月、オープンしたバー&ラウンジが『TOKYO Whisky Library』だ。高さ3m以上の天井まで、ビッシリとボトルが並ぶ空間は、まさに〝ライブラリー〞。世界中から集められたウイスキーは1,000本以上にもなる。今、ウイスキーに着目した理由をディレクターの小林信秀氏は熱く語る。

「ウイスキーはカッコいい酒。そんな機運が世界で高まっている」

背景には新しい観点でウイスキーを提案する蒸留所の存在がある。彼らが造る酒がクラフトウイスキーで、3つのエリアに注目していると言う。

「第1がジャパニーズ、第2にアイリッシュ、そして、アメリカ」

アメリカでは、ここ数年で蒸留所が続々と誕生しているが、2008年創設のコーヴァル蒸留所は、そのパイオニアで、原料にオーガニックのみを使用し、良質なウイスキーを醸している。

「マーケットは拡大している」

世界がウイスキーを待っている。

可動式のワインセラーという隠し扉の向こうにはVIPルームがある

スタイリッシュで開放的なラウンジスタイルの店内にはテーブル席もあり、鹿のハンティングトロフィーまで飾られる

セレンディピティに期待する、大人のための新・バー&ラウンジ『TOKYO Whisky Library』

表参道

汐留『FISH BANK TOKYO』、東京ガーデンテラス紀尾井町の『NoMad Grill Lounge』を営むEDGEが2年かけて実現。現行品はもちろんオールドボトル、クラフトウイスキーまで揃え、洗練の空間にディスプレー。

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