アラフォー・ファンタジー Vol.4

アラフォー・ファンタジー:恋人からの2度の裏切り。それでも諦めないアラフィフ男の執念

「男は40代からが勝負」

精神的、また経済的にも豊かになる40代。血気盛んな40代はまだまだ多く、その余裕ある姿に憧れ、その男性が未婚か既婚かに関わらず、恋に落ちる女性もまた数多い。

しかし、憧れのまま恋に落ち結ばれるときもあれば、40代というその年齢の実態を知り、その魅力は幻想だと考える女性もいる。

「40代からの魅力」は真実なのか幻想なのか?前回は、40代手前の男の危うさについて、IT企業勤務の優子に聞いた。今回登場するのは…?


54歳の現役感満載のオヤジがアラフォー時代を思い返すとき


「この広告。昔、俺が手がけてたんだ。」

「え!?すごーい!!」

三連休前の金曜日。TSUTAYA TOKYO ROPPONGIの雑誌コーナー。

いかにも“ちょい悪”風な男と20代半ばらしき女性が仲睦まじい様子で話している。若い女性は雑誌に興味がないのか、男がしきりに勧めても、一向に女性ファッション誌には手を伸ばさない。

―かつては俺もあんな風に見えていたのだろうか。

浩二はその光景を見ながら思い返した。

浩二、54歳。男性ファッション誌の編集者をしている。趣味はドライブとショッピングで、離婚経験は1回。子供はおらず、神楽坂のマンションで一人暮らしをしている。

職業柄ファッションには気を使っているので、実年齢より若く見られることが多かったが、最近はそう言われることも少なくなってきた。美容に気を使わないヘビースモーカーにとって、顔のくすみやシワは隠しようがないのだ。

外見はいかにも「ちょい悪オヤジ」だが、中身は少年のような純粋な気質だ。今まで浮気をした経験もないし、女性に対してはできる限り真摯に接してきた。バツイチだが、再婚願望は未だある。

しかし、彼は紆余曲折を経て未だ独身だ。その恋愛遍歴を聞いてみた。

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