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東京いい街、やれる部屋3 Vol.6

表参道在住・元広告代理店勤務のデザイナー。起業した男の20平米のベッドすらない部屋

「俺の部屋に来ない?」

ラグジュアリーブランドでPRとして働くレイナ、28歳。

「部屋を見れば、その人の全てが分かる」とはよく言ったものだが、レイナは男たちの選ぶ街と部屋を見ることで、次第にその正体を知っていくことになる。

これまで行った部屋は代々木公園在住のこだわり男洋介、広尾在住の残念なイケメン商社マン・浩志など。今宵、訪れた部屋は…?


アラサー男子の悩み「今の会社と結婚できるか?」


「レイナちゃん、俺起業しようかと思うんだけどさぁ…。」

―また始まった。

レイナは内心うんざりしながら、相槌を打つ。

28歳。結婚したり子供がいたり、転職したり。大学を卒業して、一斉に社会へのスタートラインに立ったはずが、この歳になると大分差が出てきている。

......


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東京いい街、やれる部屋3

シリーズ第3弾を迎えた「東京いい街、やれる部屋」。

今回の主人公、外資系ラグジュアリーメーカーでPRとして働くレイナ(27)は、長年付き合っていた彼と別れたばかり。

さまざまな男性とのデートを重ねながら、彼らの住む部屋を覗いていく。

彼らがなぜその街と部屋を選んだのか、その正体に迫る。

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