新米が12分で炊き上がる!名人に聞いた美味しく自宅で炊くコツはコレだ!

新米の季節になると「せっかく新米なんだから美味しくご飯を炊きたいな……」と思う人も多いだろう。そこで「(お米を)炊かれたい男」の異名を持つ、代々木上原にある土鍋ご飯の名店『おこん』の店主・小栁津大介氏に簡単に美味しく炊けるコツをお教えてもらった。

一見難しそうに思える土鍋ご飯だが、慣れれば炊飯器で炊くよりも早く、そしておいしく炊くことができる!このシーズンにぜひチャレンジしてみてほしい。

粒が立っている炊きたての新米、たまりません!

新米を美味しく食べたい!簡単にできる土鍋ご飯の炊き方

代々木上原から徒歩10分ほどの住宅街に位置する『おこん』。周りには住宅街のみで、ここに本当にお店があるのかと不安がよぎる頃に、ポンと灯る優しく光る看板が出迎える。隠れ家的な立地であることから、著名人も多く訪れるという。

そんな『おこん』の店主・小栁津大介氏は、米・食味鑑定士の資格を持ち、米の産地、銘柄に精通する人物。別名「炊かれたいオトコ」とも呼ばれている。お店で提供する米は炊き方はもちろん、精米方法にまでこだわっている。

そんな彼から直々に「家庭で簡単にできる土鍋ご飯の炊き方」を教えてもらうことができたので、全行程のポイントを紹介しよう。

①お米は軽~く研ぐこと

まずお米の研ぎ方は、何度も研ぐ必要はなくサッと水に通す程度でよいという。水も白濁した状態で問題なし。精米された時点で、ヌカはほとんど取れているので、強く研いでしまうと手の力で米が割れてしまうそうだ。

②冷蔵庫で浸水させよう

研ぎ終わったら米全体がしっかりと浸かる程度の水を入れて、30分以上浸水させる。常温で浸水させてもいいが、小栁津氏のおすすめは冷蔵庫で冷やしながら浸水させること。常温の水で浸水させると、米の旨みが水にしみ出てお米がだれてしまうそうだ。

冷たい水でゆっくりキューッと浸水させていくことで、旨みが米に留まり最高の状態になるという。この間に、白米のお供は何にしようか考えておくのも楽しい!

水を切る工程は面倒で省きがちだが、しっかりと切ろう!

③浸水させたお米をザルできっちり水を切る

一度水をしっかりとザルで切るのも大切。浸水させた水を切らずにそのまま炊くのはNG。

30分以上の浸水が終わると、米が浸水前よりも白くなっているという。浸水行程は、白く美しいお米を炊くうえでも欠かせないのだ。

てきとうに水を入れずにしっかりと計量して入れよう

④土鍋に米を移し、水をいれる

水の量は米1に対して、水1~1.2ほどがベスト。かためが好きならば米:水=1:1、少し柔らかめが好きならば米:水=1:1.2がいいだろう。

例)お米300g(2合)に対して水300g

グツグツと音をたてる土鍋。水蒸気が出るのでやけどにも注意

⑤土鍋を火にかける時間はたったの12分!

タイマーを用意して、12分にセット。土鍋を強火にかけてじっと待とう。6分後にグツグツと土鍋の蓋から湯気が出てきたら、沸騰のサイン。

このサインが出たところで弱火にチェンジだ。6分間弱火でグツグツ。言わずもがなだが、この間、中が気になっても蓋を開けてはいけない。

水炊き用の土鍋であれば6分強火、6分弱火。土鍋がない場合は、蓋のあるフライパンなどでも炊くことができるそうだ!

土鍋がすっぽり隠れていれば、小さめのタオルを数枚重ねてかけてもOK。

⑥タオルをかけて蒸らす

12分経ったら、火を止めて、バスタオルを三つ折りにして土鍋にかけよう。このタオルをかけることで土鍋の保温力がアップする。熱が逃げないようにゆっくりと熱を落としていくのがポイントだ。蒸らす時間は火を入れた時間と同様の12分でタイマーをセットしておこう。

12分蒸らし終わったら、完成だ。蓋を取るとほわ~っと湯気が立ち、周囲に食欲を刺激する「お米の炊けた」香りが漂う。

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