マンションサプリ Vol.9

離婚後のマイホームってどうしてるの?男女で異なる理想の“清算方法”

今回のテーマは「離婚と不動産」。

2015年の離婚件数は225,000組。晩婚化といわれ婚姻数も減る一方で、離婚件数は緩やかに上昇しています。離婚に伴い、マイホームをどう清算するのか、マイホームをお持ちの既婚男女を対象にアンケート調査を実施しました。


マンションサプリ

Q1.万が一、離婚したらお住まいはどうしたいですか?

約半数の男性が離婚後も「住み続けたい」と回答したのと対照的に、女性は「引っ越したい」と回答した方が約半数を占めています。また、「引っ越したい」「住み続けたい」の回答理由も男女で違いがあるようです。


▼「引っ越したい」の回答理由

「一人で住むには広すぎる(46歳男性)」
「交通の便が良いし駅からも近いから(47歳男性)」
「思い出がありすぎるから心機一転したい(35歳女性)」
「一緒に住んだ家に住んでいたくないから(43歳女性)」
「過去を消したいから(50歳女性)」


「引っ越したい」理由として、男性は独り身のライフスタイルを想定しての回答が多い一方で、女性は感情的な理由を挙げる方が多いようです。

また、女性の「引っ越したい」理由には感情的なものの他に、「親の助けが得やすい地域に引っ越したいので。(31歳女性)」「離婚したら関東圏にいる意味がないから、実家のある関西圏に住みたい。(37歳女性)」といった男性には見られない回答もありました。

結婚後、夫のもとに嫁いだ女性の中には、離婚後は地元に戻って生活したいと考える方もいるようです。男性に比べると結婚を機に地元を離れることが多い、女性特有の回答と言えるでしょう。


▼「住み続けたい」の回答理由

「自分の名義だから(50歳男性)」
「自分で購入したものなので(33歳男性)」
「生活環境が変わるのは嫌だから(43歳女性)」
「子どもを転校させるのはかわいそうだから(34歳女性)」
「子供の学校などが良い環境だから(38歳女性)」


離婚後も「住み続けたい」理由として、「自分のものだから」という回答が目立った男性。自分で買ったものはやはり手放したくないようです。

一方の女性は、「生活環境」や「子供」といったキーワードが目立ち、ライフスタイルの視点から住み続けたいと思う傾向にあるようです。

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