東洋経済:『最強の働き方』『一流の育て方』 Vol.1

会議、企画書、プレゼン……あなたは大丈夫?資料1枚で"二流"かが解る!

「学歴・頭のIQ」で、「仕事能力」は判断できない。仕事ができるかどうかは、「仕事のIQ」にかかっている。

『世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた』と『一流の育て方』(ミセス・パンプキンとの共著)が合わせて21万部突破の大ベストセラーになった「グローバルエリート」ことムーギー・キム氏。

彼が2年半の歳月をかけて「仕事のIQの高め方」について完全に書き下ろした最新刊『最強の働き方――世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ77の教訓』が、発売と同時に5万部を超えるベストセラーになっている。

本記事では、ムーギー氏が「世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ教訓」の数々を、『最強の働き方』を再編集して紹介する。


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「たかが資料作り」と侮ってはいけない

「プリントの紙の端がそろっていない! 読み手の気持ちを考えて、資料は紙をきちんとそろえてクリップでとめて!」

20代前半のころ、私が深夜の3時までかけて仕上げた資料に対して、若手の上司がろくに中身を見ずに怒ったことがあった。

いきなり罵声を浴びせられたときは心の底から強い復讐心を抱いたものだが、自分も上司の立場になってみると、確かにこういう小さな作業のひとつひとつに、若手の仕事に対する基本的な姿勢や力量が出ることがわかってくる。

実際、世界中の一流のプロフェッショナルが集まる業界では、驚くほど「資料の正確さ」「フォーマットの完璧さ」が求められ、フォントの大きさひとつ、カラーリングひとつ、ロゴの位置が1ミリずれているかどうかを巡っても大騒ぎする。

そこまでの完璧さは求められなくても、あらゆるビジネスパーソンが避けて通れないのが「資料作り」だ。会議のための資料から、企画書、プレゼン資料まで、「資料作り」と無縁の人はいないだろう。

「たかが資料作りでしょ」などと侮ってはいけない。「完璧な資料」と「単純ミスがひとつある資料」の間には、実はケアレスミスひとつにとどまらない、途方もなく「大きな違い」が存在する。

実は「資料1枚」に、ビジネスパーソンとして「凡人と一流を分ける本当の差」「二流で終わる人の共通点」が如実にあらわれてしまうのだ。

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