慶應ガール、29歳 Vol.12

慶應ガール、29歳:元ギャルのイケイケ慶應ガールが、真面目路線へとキャラ変えした理由

大学時代「慶應ガール」と呼ばれ、華やかなイメージを持たれている慶應卒の女性。しかし、そのすべての女たちがそのイメージ通りの生活を送っているのだろうか?

慶應というブランド力を持ちながらも、その派手さを苦手とし、日陰の人生を送るのを好む女もいる。そんな「慶應ガール」の人生とは?

今週は、かつては恋愛をゲーム感覚で楽しんでいた慶應ガールが、すっかり更生して堅実な男性と結婚に至るまでの経緯を紹介する。


<今週の慶應ガール>

氏名:純子
職業:大手飲料メーカー
学部:法学部政治学科
年収:800万円
住居:三田
家賃:13万円
出自:石川県出身。地元で一浪した後、法学部に合格。
ステータス:年下の彼氏と婚約中。

ルックスやステイタスで男を選んでいた大学生時代


「悪いのは自分だって重々承知なんですけど、私、10代からつい数年前までまともな恋愛をしたことがなかったんです…。でも今は、大好きな彼と一緒にいられてすごく幸せです。」

純子は大手飲料メーカーで働く29歳。現在は商品企画部に所属している。アンサンブルのニットに膝丈のタイトスカート、バッグはプラダの“ガレリア”…まるで赤文字系雑誌から出てきたようなモテファッションに身を包んでいる。

純子は現在、交際2年目になる3つ年下の彼氏、健斗と婚約中で、来年には挙式も控えており、年内には同棲も始める予定だ。

「浮気されたり、逆に自分が浮気しちゃったり、ずっとお付き合いが長続きすることはなくて…。特に学生時代の私は本当にひどかったですね。そのくせ実はものすごい恋愛体質で…、そのときそのとき一緒にいる男性の影響を受けやすいタイプでした。」

地元の金沢では私立の高校に通っていた純子。元々東京の大学への進学を志望していたが、高校時代はそれほど真面目に勉強しておらず、現役受験では早慶はおろか、立教や青学にも受からなかった。

「思えば慶應を第一志望にしたのも、当時付き合っていた彼氏がきっかけでした。それまでは毎日一緒に遊んでいたのに、2年生の終わり頃から急に彼が勉強一筋になってしまって、全然会ってくれなくなったんです。結局その後、私は卒業前にフラれてしまいました。」

別れた後、彼(博樹)が慶應の理工学部に現役合格したという報告を受けた純子は、なんとも表現しがたい悔しさを覚えたという。同時に自分と同じレベルにいたと思っていた博樹が、全く別の世界に行ってしまったという寂しさも感じた。

まだ博樹に未練があった純子は、一念発起して予備校に入り、猛勉強をする。そして一年間で偏差値を10以上上げて、見事慶應に合格する。

上京した後、純子は博樹との念願の再会を果たし、二人はまたちょくちょく会うようになるが、そのまま復縁することはなかった。

「キャンパス内にはカッコいい先輩がたくさんいて…、当時の私は目移りしちゃったんだと思います(笑)。彼と一緒の大学に行くためにって頑張ってきた浪人時代のことさえも、大学生活を満喫しているうちにすっかり忘れてしまいました。」

当時の純子のファッションは露出が多く、派手なものが多かった。メイクもギャルっぽく、学内では相当目立っていた。純子はその後、学校内のいわゆる“モテ男”とされている男性と次々と噂になる。中には付き合いにまで発展する男性もいたが、いずれも長続きはしなかった。

「当時は性格よりもスペックやルックスが大事でしたね。モテる人をどうやってこちらに振り向かせるか勝負…、たとえその人に彼女がいたとしても、お構いなしで攻めてましたね。あの頃は恋愛をゲーム感覚で楽しんでいました。今思うとおそろしいです(笑)。」

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