東京結婚式明細 Vol.17

東京結婚式明細:真夏の神前式。ゲストを襲った、まさかのトラブルとは...?!

理想的な結婚を、適齢期にした沙織。

誠実で、外見も稼ぎも良い夫と安定した結婚生活を送る。

今回は、珍しい神社での神前式に招かれた。しかし、そこには過酷な試練が待っていた...?

前回:ケチると後が恐ろしい。遠方ゲストに必須の「お車代」事情


炎天下の神社で行われた神前式。ゲストは...?


「暑い......。ねぇ、やっぱりコレ、来なくても良かったんじゃない?私、もう帰りたいわ。」

暑すぎて顔が溶ける、と愚痴る朋子の言う通り、確かに私たちは炎天下のもと、汗ダクでひどく疲労していた。

今日は友人の美雪の結婚式で、都内中心部にある某神社に来ている。彼女は少々レアな神前式を選んだのだ。普通、神前式と言えば親族のみで済ますことが多く、友人などのゲストは披露宴から呼ばれることがほとんどだと思う。

しかし彼女の招待状には、ホテルでの披露宴の詳細と共に神前式の案内も別紙で同封されていたため、私たちはよく分からぬまま神社に訪れたのだった。

だが、時間通りに神社に到着すると、特にゲスト用の場所などは確保されていなかった。

「神前式にお越しの方は、できるだけ前方でご覧ください。」

神社の入り口付近にはウェディング担当者らしき女性が一人立っており、神社内の神殿の近くで待機しておくようにと案内された。

私たちは神殿の中に参列したり、どこかしらに場所を確保されて神前式を見物できるわけではなく、ただ外から立ち見をするということだったのだ。

もちろん、神社は貸切ではない。私たちは休日に神社を訪れた一般参拝者に紛れ、ドレスアップした格好で日陰を求めたが、神社は同じように美雪の神前式の案内をされたであろうゲストたちで溢れていた。

日陰はイス取りゲーム状態になっており、私たちは仕方なく神殿近くで炎天下に晒されていた。

【東京結婚式明細】の記事一覧

もどる
すすむ

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ