日本が外国人だらけになってきたのは、我々が日々東京を歩いていても感じるところだが、果たして彼らは、どの街へ実際に足を運んでいるのだろうか。
東京都が発表している「国別外国人旅行者行動特性調査」の結果を元に、外国人が訪問した街を発表!
東カレ読者の好きなエリアで発表した、国内の人に人気のエリアは果たしてランクインしているだろうか。
それでは10位から紹介していこう。
10位:六本木・赤坂(支持率23%)
「外人だらけのイメージの街」六本木は、意外にも順位は低め。日本にいる外国人との交流を測るなら最適な場所だが、旅行者がわざわざ行く場所ではないのだろう。我々が外国に行って、日本人がウヨウヨいるエリアに行きたいか?という話なのかもしれない。
また、日本人が海外へ旅行した際は、本場のナイトスポットと呼ばれる場所にとりあえず顔を出すことが多いのに対し、彼ら的には「せっかく日本に来てまでEDMで踊ってどうする」的な感覚もあるのかもしれない。
さらに、観光客にとって外国人が集まるバーは「価格が高い」という評判が流れているようで、そういった点でも足が遠のいている様子である。
自国にもあるような雰囲気のナイトバーで一杯800円のビールを飲むよりも、チェーン居酒屋でボタンを押すと定員が笑顔で駆けてくる光景の方がよいのかも!?
第9位:お台場・東京湾(支持率29%)
日本ではデートスポットとして知られるお台場。確かに最近はデックスを歩いているとやたらと外人だらけ。大手ホテル周辺など、日本人の数の方が圧倒的に少ない状態だ。
外国人から見た魅力は、ショッピング、アミューズメント、レストランが1パッケージで一挙に集まっている点。さらに、『お台場横丁』や『たこ焼きミュージアム』、『ラーメン国技館』では“日本らしさ”が感じられるので、外国人観光客の満足度は高そうだ。
夜になれば東京湾に面した、レインボーブリッジや東京タワー、スカイツリーの夜景が見えるのでフォトジェニック的にも最高のスポットだと言える。ちなみに『レインボーブリッジビュー ダイニング & シャンパンバー マンハッタン/ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ』では、唯一東京タワーとスカイツリーが一緒に眺められるのだ。
第8位:原宿・表参道・青山(支持率32%)
「HARAJUKU KAWAII」などでも知られる原宿エリアが強さを見せて7位。確かに「竹下通り」や「表参道」では外国人観光客を多く見かけ、実際、表参道などは若干その雰囲気を敬遠しはじめた東京人が、青山方面にどんどん流れて行っている風潮がある。
ハイブランドショップで爆買いした紙袋を両手に抱えていたり、『アイスモンスター』、ロブスターロールが人気の『LUKE’S 表参道店』で行列に並んでいたり、東京人以上にこのエリアを満喫しているようだ。
また、きゃりーぱみゅぱみゅの演出や美術を担当する増田セバスチャン氏がプロデュースした、『KAWAII MONSTER CAFE HARAJUKU』は外国人人気が高く、奇想天外な内装やメニューが受けている。インスタグラムでも写真をアップしている人が多く、SNS映えというのは外国人観光客を招き入れるにあたり重要視すべき点である。
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