意外?妥当?東京で外国人観光客が実際に訪れた街トップ10発表!

第7位:上野(支持率37%)

上野公園が集客装置になっており、実際最近の上野公園は、昔に比べて異様に外国人観光客が存在している。
国立西洋美術館、国立科学博物館を擁している点も大きいが、実は上野動物園のパワーが大きい。

動物園自体は海外にもあるので珍しくないが、日本一の入園者数を誇る上野動物園は、日本にしかいない「エゾジカ」や「ルリカケス」といった動物を見ることができる。またパンダは海外でなかなか見れないため、一目見ようと訪れる観光客が多い。

上野動物園の園内マップはそういった観光客に備えて、日本語・英語・中国語・韓国語を用意している。園内は一匹、一匹をきちんと見て回ると3~4時間は余裕でかかるので、充実感もあるだろう。

動物園前後でアメ横の店員の掛け声を楽しんだり、御徒町駅付近にあるディスカウントショップ『多慶屋』で爆買い、などもコースに含まれているようだ。

第6位:東京駅周辺・丸の内・日本橋(支持率40%)

ここで日本橋が6位にランクイン。
いかにもJAPANを感じられる街ではあるが、物価面を含めた若干の敷居の高さと、夜が閉まる早さ、街にいる人の年齢が高めで旅行者には落ち着きすぎている、JRが無いなどの点で、ポテンシャル以上には伸びていない結果ともいえる。

しかし日本橋では外国人観光客に向けて英語、フランス語、イタリア語、ロシア語、ウクライナ語、アラブ語、中国語が話せるコンシェルジュ常駐させ、着物の着付け、体験教室なども積極的に行っている。特設サイトも用意されており、体験してみたいことが一挙にまとめられているのはありがたい。

銀座、浅草へのアクセスも近く、開発物件も多い地区。今後の伸びが期待されるエリアだ。

第5位:秋葉原(支持率41%)

人気ベスト3入りも予想された秋葉原だが、5位という結果に。

世界のオタクの聖地と呼ばれるだけあって、日本のアニメやアイドルが好きな外国人にとっては歩きまわっているだけでも満足できるだろう。
海外のYouTuberによって秋葉原の様子がアップされた動画では「日本のゲームセンターは素晴らしい」「メイドカフェで1万円使った」「UFOキャッチャーに1ヶ月分の給料を使いそうだ」などのコメントもあふれかえっており、コアなファンは多い。

一方で、全員が興味のあるコンセプトを持つ街ではない点と、そもそも日本の家電自体は既に世界での圧倒的なアドバンテージを持つ、という状態ではない点、家電量販店が各ターミナルに出店し、秋葉原のプチ体験がどの街でも出来る状態なので、これからの秋葉原のインバウンド対策としては、多くの外国人をキャッチするより、コアなファンの客単価を上げる、という方向性がベストと思われる。

第4位:渋谷(支持率42%)

海外のテレビ番組で「スクランブル交差点」が多く取り上げられたこともあり、渋谷へ訪れる観光客が急上昇。「スクランブル交差点」は1日に50万人が通り、世界最大の交差点と言われている。そんな世界最大の交差点で、人にぶつからず歩く日本人のことを「忍者だ」と称える人も。

また『ロスト・イン・トランスレーション』という映画に登場したことで、訪れたいと思う外国人も多く、交差点での撮影率は異常なほどである。

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