吉田類の酔いどれ時事放談 Vol.9

『酒場放浪記』吉田類が頑張って都知事問題を語る。「人の上に立つために必要なものは愛」

一緒に飲んだ人、そしてテレビを観る人皆を、なんだか幸せな気分にしてくれる〝偉大なる酔っ払い〞吉田類。酒場を愛する粋な詩人の目線で、基本はおおらかに、時に厳しく、混迷する日本や世界情勢について語ります!(やはり酒を片手に)

本日は8年ぶりに日本が議長国となった、第42回先進国首脳会議「伊勢志摩サミット」について、そして揺れ動く都知事問題について聞いてみました。


Q.8年ぶりに日本が議長国となったサミット、いかがでしたか?


――さる5月26・27日、第42回先進国首脳会議、伊勢志摩サミットが開催されました。

類「2008年の洞爺湖以来だよね。期間の前後は、都内の警備体制もすごかったね」

――6カ国のトップを迎えるだけあって、さすがに厳戒態勢でしたよね。

類「そのおかげで、大きなトラブルが起こることなく、無事に終わったのがまずなにより良かった! あとはやはり、今回はサミット後のオバマさんの行動にぐっと来たね」

――はい。現職のアメリカ大統領として初めて、被爆地である広島を訪問しました。

類「今回のことだけで、何かが急に変わるわけではない、もちろん。けれど〝これからどうすればもっと良くできる
のか?〞という、未来を見つめた上での第一歩のような印象を、僕は受けたね。過去を忘れないことも大切だけれど、それを踏まえた上で未来へ思いを馳せて行動することも重要だから」

――「歴史を直視して、何をしなければならないかを自問する共通の責任がある」と、スピーチの中にもありましたね。

類「そうそう!」

――ちなみに、スピーチの後にオバマ大統領と抱き合った被爆者の森重昭さんは、被爆死した米兵捕虜の情報を彼らの遺族に伝える、という活動を続けていらした方だそうです。

類「被爆して命を落とした、という点に於いては、どちらも悲しい事実で敵味方はない、ということだよね。もちろん、何の罪もない民間の人が一瞬にして亡くなったのは重い事実なんだけれど、だからこそ、核の是非以上にこれからもっと考えるべきは、争いを無くすこと。これに尽きると思う」

――オバマ大統領はもうすぐ任期終了ですが、そうするとまた世論が元通り……という風になってしまう恐れもある
んでしょうか。

類「僕は、役職を退いても彼は声を上げてくれるんじゃないかと期待しているんだよね。世界中ではまだまだたくさんの争い事が続いているし、ぜひ、そうした厳しい現実に向かい合ってもらいたいし、自分たちも考えていかないとね」

【吉田類の酔いどれ時事放談】の記事一覧

もどる
すすむ

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ