来るぞ、開発ラッシュ!23区で予定している商業施設や新駅の開発事情

2020年:品川~田町駅間に山手線新駅暫定開業予定

港区港南

都心の交通の要・山手線。その中で現在、最も二駅間の距離があるのが品川駅~田町駅で、約2.2km。この間に山手線の新駅設置が計画中だ。場所は田町駅から約 1.3km、品川駅から約 0.9 ㎞付近、ちょうど今の"泉岳寺駅"の東南エリアに位置する。

こちらも2020年のオリンピック・パラリンピック前に暫定開業を目指しており、その後は駅周辺の約13haの大規模用地を用いて街づくりが予定される。

現在山手線は29駅あるが、最も新しいのは1971年に開業した西日暮里駅で、新駅が設置されれば約50年振りとなる。

2020年:池袋に8つの劇場を含む文化施設が登場予定

池袋

豊島区も来る2020年のオリンピック前の開業に向けて、池袋の再開発に力を入れている。豊島区旧庁舎、豊島公会堂の跡地にオフィス棟、新ホール棟、豊島区新区民センターを建設予定。

特徴は、8つの劇場を含むという点。劇場の中には、10スクリーン、約1,800席を誇るシネコンや、ミュージカル、歌舞伎、コンサートなどの公演などに使われる新ホールを予定。

新しい池袋を象徴するような、サンシャインに並ぶランドマークとなりそうだ。

今回見たのは、全体の中のほんの一部の再開発計画であり、もちろん他にも様々なエリアで計画されている。

ただ、大きな商業施設やビジネスの要となる超高層ビル、新駅の設置といった大規模な再開発は、やはり港区や中央区といった都心に集中しており、街の開発計画にも東西で差があると言って良いのかもしれない。

しかし、外国からのお客様が本当に喜ぶのは実は下町エリアが持つ昔ながらの日本の良さだったりもする。古きと新しきが共存する今以上に魅力的な街へと是非変貌していってもらいたいものだ。

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