僕らの世代の東京ソング Vol.4

三軒茶屋に住んでいる女は、ワインが大好き? 東京NIGHTSを彩る2000年代東京ソング5選

「世代の音楽」とは、人生でもっとも感受性が豊かで多感な時期、つまりその世代が「中学生から高校生までの間に触れた音楽」である。

今回は2000年代をテーマにし、「東京」が関係する楽曲を紹介していく。年齢で言えば20代~30代がちょうど「世代の音楽」として当てはまるだろう。

懐かしのあの曲から、初めて耳にするあの曲まで。あの時代を思い返していきたい。

女性アーティストの勢いを感じる2000年代


2000年代前半はITバブルによって、六本木ヒルズにオフィスを構えることがひとつのステータスだった。ヒルズレジデンスに住む人も含めて「ヒルズ族」と呼ばれ、ライブドアの堀江氏、楽天の三木谷氏、村上ファンドの村上氏など、日本のセレブの発信地として一世を風靡。

この時期は“歌姫”と呼ばれる女性アーティストと、長きに渡りアイドル時代を築き上げるモーニング娘。のヒット曲が多い印象。歌姫のひとり、浜崎あゆみは200億円以上を年間で売り上げ、長者番付にもランクインしていた。

後のトップアイドルとして君臨するAKB48(2005年12月8日に誕生)も、元々はモーニング娘。に憧れ、オーディションを受けていたメンバーが多い。そんな新たな時代の幕開けを感じさせた「東京」をプレイバック!

恋をしちゃいました ~タンポポ~

2001年02月21日発売


「原宿だし お人がウジャウジャ 見つけられるかどうか 心配していたら」

1999年からモーニング娘。の勢いは凄かった。発売するシングルはミリオンを突破し、レギュラー番組を多く抱えるなど、今のアイドル文化の土台を作ったと言っても過言ではない。タンポポはその中から誕生した、最初のグ......


この記事へのコメント

Pencilコメントする

コメントはまだありません。

【僕らの世代の東京ソング】の記事一覧

もどる
すすむ

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo