グルメハッカーHが行く! Vol.4

5月22日は「たまご料理」の日! これぞ王道な昭和オムライスの名店5軒

5月22日は全日本うまいもん推進協議会によって制定された「たまご料理の日」だ。05は“たまご”、22は“にわとり”の語呂合わせだそう。

最近では“とろとろ”食感のオムライスやたまご料理が、世の中を席巻している。しかし昔ながらのたまごのふんわりオムライスは、ケチャップで炒めたチキンライスをほどよく包み込んで、とにかくスプーンが進む。

そんな懐かしの味を提供する名店5軒がこちら!

美しい仕上がりのオムライス。¥980、大盛りだと¥1,200

まるで芸術品のような美しさ、閑静な住宅街の洋食美術館『麻布食堂』

名物ともいえるのが、芸術とも呼ばれる美しい仕上がりのオムライス。その見た目の美しさから、スプーンを入れるのがためらわれるほどの玉子焼きは、赤ちゃんのもち肌のような弾力でプルップル。

ぎっしりつまったチキンライスの具はシンプルで、たまねぎ、ピーマンに、食べ応え抜群のゴロとした大きめ鶏肉。口の中に入れたときに鶏肉に当たると、小さな幸せを感じる。

ライスの味付けはケッチャップとウースターソース。たまご自体に味付けはなく、フレッシュなトマトの風味をいかした手作りのケチャップソース。

ソースは3種類、ケチャップソース、デミグラスソース、ホワイトソース

味付けなしというたまご自体の甘みを、トマトの酸味がほどよいバランスでまじりあって、絶妙な味わいを作り上げている。

味は3種類。野菜の旨味がつまったサラサラのドミグラスソースに、パプリカパウダーが効いたホワイトソース。一番人気はもちろん手作りのケチャップソース。オムライス以外のメニューも絶品揃いなので、ぜひ試してみてほしい。

創業20年以上の『麻布食堂』は常に食べログで東京のオムライスラインキングの上位3位にランクインするオムライス界の重鎮だ

オムライス(ケチャップ)¥900。“いろいろのっけメニュー”があり、20cmはある巨大なエビフライ¥700、カニクリームコロッケ¥330など、自分だけのプレートを作りあげたい

銀プレートが歴史を物語る、しっかり焼いたたまご焼きの正統派『キッチンパンチ』

中目黒商店街の裏手に、名店が軒を連ねる小路地がある。その一軒が昭和41年創業の『キッチンパンチ』だ。

昭和の喫茶店のような店構えどおりレトロな店内。1代目のご主人の白黒写真に黒電話などノスタルジックな雰囲気も、王道な洋食店の味わいのひとつだ。

今時のトロトロ感などみじんも感じない、しっかり固めの玉子焼きで、ケチャップチキンライスを包んだ、これぞ昭和のオムライス。ドスンと銀プレートに鎮座する紡錘形の曲線美がなんとも美人だ。20cmはある、雄々しい海老フライと比較すると、その丸みはなんとも魅力的だ。

『キッチンパンチ』店前のショーウィンドウには美味しそうなフードサンプルが飾られている

チキンライスの具は、鶏肉とマッシュルームという洋食店の王道。きちんとケチャップで味付けされているので、まずはソースなしで味わってみても、ちゃんとそれだけでも楽しめる。

もちろん、ケチャップソースをつけて味わってこそ、オムライスらしさが感じられるというもの。厨房からは、先代と今のご主人のやりとりなんかも聞こえてくる。懐かしい、非日常にタイムスリップできる空間を存分に楽しんでほしい。

具材には自家製のハムが使われて、食べるとそのハムの塩気がケチャップと合わさってなんとも絶品!

塩気の効いた自家製ハムが独自のアクセントを生む『アカシア』

スプーンで切れるロールキャベツで有名な新宿アルタ裏の老舗洋食店。昭和38年創業でさまざまな文化人、著名人に愛されていることでも知られている。

ロールキャベツがあまりにも有名なので、脚光をあびることがなかったこのオムライス。薄く焼かれた玉子焼きにつつまれたケチャップライスに特徴がある。具材にはなんと自家製のハムが使われている。知らずに食べ進むと、このハムの塩気の旨味が突然現れる!

多くの人はロールキャベツ目当てに訪れているが、たとえばオムライスを頼んでも1個または、2個(ちなみにこの店のロールキャベツの数え方は1貫、2貫)を追加オーダーできる。塩味が効いたチキンベースのスープに、キャベツの甘みと肉の存在感が映える。オムライスにも合うので、おすすめだ。

「しっかり食べて、しっかり飲める」を店のコンセプトとしていて、ビールやお酒のメニューも豊富だ

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