表紙カレンダー Vol.11

日本一食べ顔が可愛い!『とと姉ちゃん』が語る“3年前には想像できなかった自分”

初主演映画『植物図鑑』で恋する切なさを体現

物語は高畑さん扮するさやかと岩田剛典さん(EXILE/三代目J Soul Brothers)扮する〝樹〞の甘酸っぱい関係を中心に紡がれていく。さやかの揺れ動く恋心はあまりに切なく、そしていじらしい。

「本音を言うと、撮影しながらずっと思っていたんです。この作品はある種の賭けだなぁ、と。

あまりに純粋無垢だから、一歩間違えるとお客さんを置いていってしまうかもって。でも、いざ出来上がった本編を観てみたら、なんとか成立していたのでホッとしました」

そして作品の見どころについて尋ねると、こんな答えが返ってきた。

「恋愛モノなんですけど、もっと純粋に、『誰かと一緒にいるっていいな』と感じてもらえたら。

さやかはもともと少しネガティブな女性だったけど、樹といることでポジティブ思考になった。これは人と人の化学反応だと思うんです。

私自身も、男女問わず好きな人が周りにいる方が自分の人間力が上向きになるような気がしているので、この映画を通して、恋人だったり、家族だったり、近しい人を大切にしたいと思っていただけたら嬉しいですね」

今年は本作で映画初主演を果たしたほか、NHKの朝ドラで主役に抜擢。いよいよ大輪の花が咲こうとしている。

「自分の手が届かないところに〝高畑充希〞が行きつつあって、私自身が置いてきぼりを食らっている気分です。こんなこと、3年前は想像すらしていませんでした。

きっと今年は私の人生の中で激動の一年になる。大変だけど、でも、こんな経験は一生ないだろうから面白がりたい。面白がれる自分でありたいって。今はそれだけを考えています」

プレッシャーをエネルギーに変えて、彼女がどこに辿り着くのか。楽しみだ。

©2016「植物図鑑」製作委員会

高畑充希と岩田剛典のW主演による純愛物語

有川 浩の著書の中から最も胸キュン度が高い小説を映画化。何の取りえもない普通のOL・さやかと、さやかの前に突然現れた行き倒れの青年・樹の“いわく付き”の同居生活と恋模様を描く。『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』6月4日ロードショー

■プロフィール
たかはた・みつき 1991年、大阪生まれ。13歳で女優デビュー。現在はNHKの連続テレビ小説『とと姉ちゃん』でヒロインを好演中

■衣装クレジット
[1ページ]ドレス¥344,000〈フェンディ/フェンディ ジャパン TEL:03-3514-6187〉(税別)
[2ページ・3ページ]トップス¥248,000、スカート¥139,000〈共にランバン/ランバン ジャパン TEL:03-4500-6172〉

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