それでも私はブレないの!個性派東京オンナ3人の理想と現実

エピソード2;アラサー美人OLの出会いの場は、タワマンのホームパーティー!?

金融関係勤務/林愛里紗さん


群馬県出身、東京歴8年目の愛里紗さんの住まいは、高級住宅が立ち並ぶ閑静な白金高輪だ。普段六本木や恵比寿、五反田で飲むことが多いことと、職場へのアクセスの良さを考えて、少し背伸びしてマンションを借りたらしい。

クールな顔立ちと、華奢な体型のギャップが魅力的な、愛里紗さんは現在31歳で彼氏は……ナシ。

けれど、彼女は不思議と恋愛に対しても結婚に対してもまったく焦りがない。安定した仕事に就き、友達もたくさんいて、今の東京での暮らしにそれなりに満足している。そんなアラサーOLは、どんな一体男性に惹かれるのか。

「みんなに好かれて、うまく立ち回っているタイプの人は苦手です。ストレートに気持ちをぶつけてくれて、私だけに優しい人がいいな(笑)。20代の頃は飲み会で意気投合して、そのまま好きになったこともあったけど、結局そういう関係は長続きしない。ちゃんと付き合うんなら、ゆっくりと距離を縮めたい」

まさに模範解答ともいえる至ってノーマルな恋愛観。

しかし、実際に彼女が出会いの場として訪れているのは、六本木のタワーマンションで夜な夜な開催されているホームパーティーというから驚きだ。

「飲み会のお相手は大体40代~50代のお金持ち系が多いですね。彼らに別に何かを期待しているわけではありません。大体の人が既婚者だったり、すごく遊び人だったりするので。恋愛というよりは人脈を広げるための社交場といった感じ。あとは、年上の男性に可愛いねってチヤホヤされるのがなんだかんだ心地いいのかも」

なるほど、彼女の言う“飲み会”とは、適齢期の女性が婚活目的で行くいわゆる“飲み会”とは全く違うものなのだ。そういったホムパで出会う、経済力のある年上男性と色恋沙汰に発展することはないのだろうか。

「年収2億の美容外科医に口説かれたことがあったんですけど、自分の所得明細見せてきて、ドン引きしました。あとは一見ジェントルマンなのに、酔っぱらったら脱ぎグセがある人とか、やたら経験人数を自慢してくる人とか、正直恋愛対象としていいなって思う人はあまりいません(笑)」

理想の彼氏と眺めたい夜景と、いつも彼女が見ているタワマンからの夜景……、同じ東京であっても、その二つには大きなギャップがあるようだ。

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