ひとりメシ派のあなたに捧ぐ !お一人様大歓迎なカウンターごはん5選

独身者であれば、普段のご飯は一人で食べることが多いはず。それは孤独ではなく、逆に至福の時。誰にも邪魔されずに料理もじっくり思うがまま堪能できる。ただ、外食に限って言えば、一人で入りやすい店は実際少なく、勇気がいるもの。

そこで、そんなひとりメシ派のあなたに捧ぐ!カウンター席主体でお一人様も多く、グルメな大人の舌を唸らせる極上の店をご案内。新たな行きつけに是非!

全11席の細長いカウンターが特等席。店主の遠藤氏の華麗な包丁さばきも見もの。お1人様も多く、知らない客同士で自然と会話が弾む

魚と日本酒にこだわった 大人のなごみ処『和処 ととし』

三軒茶屋

若者に人気の街でありながら、昭和レトロな風情も残る三軒茶屋。グルメ激戦区でもあるこの街で、“上質な大人の隠れ家”として、幅広い層に支持されている人気店がこちら。

ビル2階というわかりづらい立地ながら、いつも満席の盛況ぶり。

「和食と日本酒を気取らず楽しんでほしい。そんな純粋な気持ちから生まれたお店です」と店主の遠藤稔明氏。

その想いが店名の通り、“和(なごみ)”を作り出している。1人客も多く、一見でも入りやすい雰囲気だ。

「お造りの盛り合わせ」(写真は2人前)。この日はマグロ、ウニ、ブリ、マダイ、北海ダコなど。

もちろん客を惹きつけるのはハイレベルな料理の数々。遠藤氏は割烹出身で寿司職人としての経歴を持つ。

そのため特に鮮魚へのこだわりは強く、築地のほか、山形、新潟、島根、五島列島などから新鮮な鮮魚を取り寄せている。そんな旬の魚に、生湯葉や生海苔など気の利いた逸品が付く「お造り盛り合わせ」は一番の人気メニューに。

鮮魚以外もこだわりが満載。A5ランクの宮崎牛や大山地鶏、産直野菜など厳選素材を用いた多彩な料理でもてなしてくれる。旬を重んじ、その日の食材によって献立は毎日少しずつ変更。

利き酒師のスタッフが全国からセレクトした日本酒も約60種ち充実。こちらも随時入れ替わり、珍しい銘柄を入手することもしばしば。足繁く通う常連が多いのも納得の名店である。

「宮崎牛A5しんしん焼きしゃぶ」。内モモの中心部分で肉質柔らか。醤油ベースの甘辛ダレで

地元以外にはあまり出回っていない全国の希少な地酒もあり。増子焼や九谷焼など美しい酒器で楽しめる

テーブル席はパーテーションで仕切れるほか、最大20名まで対応。さらに2~4名用の版個室も完備する

7席設けられたカウンターが特等席。オープンキッチンならではの臨場感を目と音と香りでも体感できる

普段使いできる大人カジュアルの極上イタリアン『N_KITCHEN+』

都立大学

「グループではもちろん、1人でも立ち寄れ、本格料理とワインが気軽に楽しめる店を」。地元在住のオーナーがそんな想いで立ち上げた。2016年5月でオープン2周年を迎え、今や地元ですっかり愛されている。

キッチンを任されているのは、大関淳士シェフ。銀座に本店を構える人気イタリアン『アロマフレスカ』出身で、確かな技術に加え、何より素材選びに妥協を許さない。魚は三浦・長井漁港や函館水産市場をはじめ、全国から直送。さらに豚は宮崎産の霧島黒豚、鴨はフランス・シャラン産など厳選素材を用いている。

「宮崎産霧島黒豚スペアリブの煮込み」メニューの一例(手前)、「シンプルトマトのスパゲッティ リコッタチーズ添え」1,400円(奥)。税別

そして特にこだわっているのが野菜とハーブ。減農薬・有機栽培を中心に、三浦市の石井農園や長野市のナチュラルファームキオなど4カ所の契約農園から仕入れている。

いろいろな料理に使われるが、まずはサラダを味わってほしい。みずみずしく、野菜自体の力強い味わいに驚かされるはず。メニューは毎日少しずつ替わっていくので、何度訪れてもワクワクさせられる。

ワインはフランス産を中心に常時約40種。ボトル2,700円(税別・以下同)~、グラス630円~と手頃な価格が嬉しい。

2015年11月には都立大学駅の反対側に、姉妹店『蕎麦 こまくさ』もオープン。こちらは蕎麦ダイニングで、夜は刺身などの一品料理と酒も楽しめる。

「白レバームース」780円(税別・以下同)。こってり濃厚な味わいで、生胡椒の清涼感がアクセントに

彩りも鮮やかな「石井農園から 紅しぐれ大根とフレッシュチーズのサラダ からすみ風味」。メニューの一例

「スペイン産 生ハムとル・レクチェ」。生ハムの塩気と洋ナシの甘さが絶妙なハーモニーを生む。メニューの一例

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