2017.03.28
恵比寿駅西口から線路沿いを行く坂上には、ここ数年注目の新店が続々登場している。どれもプライベートや接待に使える優良店揃い。是非とも行きつけリストに加えてみては?
恵比寿駅 西口
シェフの技巧と感性を感じる料理の数々『mori』
恵比寿西口から徒歩3分
2014年2月、デイリーに使えるカジュアルなフレンチから、ファーストクラスのようなプレミアム感のあるフレンチへと一新。ゆとりのあるカウンターに個室も洗練させ、「非日常のひと時を堪能していただきたい」とゲストは1日2〜3組限定。
恵比寿『タイユヴァン・ロブション』やフランスの星付きレストランで研鑽を積んだオーナーシェフ森茂彰氏の本領が発揮されている。メニューはコースのみに絞り込み、その日の仕入れに応じて内容を変更。全国各地から目利きした最良の食材で仕立てるのは“素材ありき”の料理だ。
たとえば活オマールなら、ギリギリの火入れで半生のミ・キュイに仕上げて、オマールオイルとシェリービネガーの酸味を効かせたトマトソースでアクセントを。得意とするフォアグラなら、産地直送される愛媛県宇和島のブラッドオレンジを主役に置き換え、クレープシュゼットに仕立ててフランベするプレゼンテーションにもこだわりが伺える。
いずれの皿もシンプルだが、緻密な計算と高度なテクニック、そして稀有な感性に裏打ちされた美味なるインパクトは絶大。ハードルを上げて第二のステージに挑戦する名シェフの再スタートを、心より歓迎したい。
さまざまな旬の味を和洋の技法で満喫『Kinoe〜季の恵〜』
恵比寿西口から徒歩4分
長年『リコスキッチン』の料理長として活躍した夏目シェフが独立する際、場所選びの条件にしたのは「自然光の中でランチが楽しめ、風が通り抜けるイメージの場所」。1年がかりで見つけた恵比寿の丘の上のビル4階に開業した店は、昼は大きな窓から光が降り注ぎ、夜はガーデンプレイスの夜景を望む、ビルの合間のオアシスのような空間だ。
メニューは、和・仏・伊の技法で旬の素材を生かした品々。シェフいわく、「ほっこりできる料理」だ。鰻と里芋のテリーヌを味わえば、香ばしさと旨みが溢れる鰻のフワフワの食感と里芋のホクホク感が広がり、そのやさしい味わいに気持ちがほぐされる。
この記事で紹介したお店
モリ
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