「メニューはないけど好きなもの作るよ」イタリアン版『深夜食堂』を渋谷に発見!

「うちじゃあ食いたいもんを注文してくれりゃあ、(中略)作れるもんなら出すってのがオレのやり方さ」とは、漫画『深夜食堂』の主人公のセリフ。そのイタリアン版ともいえる店が代官山と渋谷の合間にある『オステリアウララ』だ。

そう、この店では人気の『深夜食堂』同様、“メニュー”が存在しない。ただ材料が黒板に記してあるだけだ。

席に座ると店主が声をかけてくれる。「さて、どのように料理しましょう?」

客は食材名がズラリと並ぶ手描きの黒板を見ながら、どんなモノをどんな風に食べるか、食材の組み合わせや調理方法、ソースにいたるまでシェフやサービスマンと相談し決めるのだ。

「今日は疲れているからあっさりと魚で、柑橘系の酸味がきいたものがいいな」といったように、その日の気分にもっとも忠実なオリジナルラインアップが完成するというわけだ。

アンチョビ風味の蓮根のマリナーラやパルマ産プロシュート、ほうれん草のスフォルマート、水牛のモッツァレラチーズのカプレーゼなど個性豊かな面々。これで1人前というから驚き!

あなた好みのオリジナルメニューで前菜・パスタが各1,200円!

ここでの特等席は、磨き抜かれた白木のカウンターだ。シチリアから取り寄せた色鮮やかな食器、客の好奇心をくすぐる食材が並ぶ清々しいまでのオープンキッチンを前に心躍る。キッチンからの音を聞きながら、1日の疲れが癒えていくのを感じる。

自分好みのわがまま注文ができる前菜とパスタは1,200円、メインは一部のスペシャリテを除き2,200円!

仕上がりが損なわれない限り、オンリストされる食材は上限なく自在に組み合わせ可能。どんな食材を使っても同じ価格なのもうれしい。実にシンプルかつ良心的な価格設定だ。

本日の食材が書きだされる黒板

本日の食材を見ていこう。アサリ、ムール貝、白貝、ボッタルガ(からすみ)、海老などの魚介類にはじまり、千葉の契約農家から仕入れる20種類以上の野菜。

中にはロマネスコや茶白菜、ラクテール茸、ピエドムートン茸などなかなかお目にかかれないものも。

またメイン料理用の食材もスペイン産七面鳥や青森産牛イチボ、北海道産エゾジカやレンコ鯛など、嬉しい充実っぷり。

パスタも10種類の麺から選ぶことができる

「まずメイン料理を決めてからそれに合う前菜やパスタを決めるといいと思います」と店主。
なるほど、では先ほどから心奪われっぱなしの牛イチボでお願いします。今日はガツンと肉塊でいただきたい気分!

「付け合わせやソースのご希望は?」
じゃあマッシュポテトで、バルサミコ酢でいっちゃいましょう!

メインが決まったところで前菜を。21時までの来店ならまずは「シェフおすすめ前菜盛り合わせ」をオーダー。8~9種類の前菜が一人前1,050円で楽しめる。

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