前回のあらすじ
東京女子・マリと扮した香港人マギーは、理想の男性・裕二が謎の和美人と歩く姿を目撃する。話しかけようと試みるが、あと一歩というところで香港人学生・アランに声をかけられ中断。「外国人であるがために失恋した」とこぼすアランに、マギーは「欲しい物を手に入れるためならば、身分を偽ることなんて痛くも痒くもない」と言い放ったのだった。
前回:香港ガールの野望 Vol.4:極上男とのキスよりも甘く痺れるものとは…?
―まるで、マリーアントワネットの黄金の鏡のよう…
午後4時20分。『ジョーズ シャンハイ ニューヨーク 銀座店』を後にしたマギーは、銀座三越の7階・リビング&アートフロアにて、きらきらと輝く金色の化粧鏡をうっとりと眺めていた。
中国人にとって、「金(色)」は「金(富)」を呼び......
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