昭和と平成のハイブリッドな街、蒲田・御成橋通りをまったりお散歩♪

駅周辺はビルが立ち並びつつも、少し歩けば西口には"サンライズ"や"サンロード"など、昔ながらの商店街も立ち並ぶ昭和と平成のハイブリッドな街、蒲田。

駅ホームの発射音はもちろん"蒲田行進曲"で、到着した瞬間から気分が上々になる東京最南端の繁華街!
そんな蒲田の東口、"御成橋通り"という小さな名店&銭湯が立ち並ぶ商店街をまったりお散歩♪

蒲田・御成橋通り 超局地的マップ

創業40年クラスの古い店が今でも元気に営業している

駅からのんびり歩いて10 分。
銭湯がある商店街で一杯

「明日、蒲田で取材があるんだよね」とライターの友人に話したところ「蒲田に行くなら寄ってみてほしい店がある」といわれたのが始まり。

取材先からは離れた場所にあるその店を探し訪ねてみると「御成橋通り」という商店街があり、いい感じの銭湯や小さな飲食店がぽつりぽつり。

まずは『上海わんたん 食彩厨房』で喉越しつるっとワンタンをペロリ

地図A

友人のオススメは『上海わんたん 食彩厨房』。上海人のソウルフード、ワンタンのおいしさを紹介したいと2007年にオープン。 店主が上海出身の奥様と2人で開いた小さな工房で、喉ごしつるっとしたワンタンを製造、販売している。

白濁したスープはとんこつ100%だが臭みなく、特製の皮に包まれたワンタンは大ぶりだがつるりとした食感のよさも手伝って次々べられてしまう。椎茸わんたん756円、海老わんたん843円(各8個)。ミックス、増減もあり。

茹でたてアツアツを青島ビールや紹興酒とともに楽しむこともできる小さな「飲食スペース」もいい感じ。

古きよき中華食堂『登亭』を発見!
他にも地元客で賑わう老舗がズラり

地図B

銭湯を越えてさらに進むと昔ながらの中華屋さん、『登亭』の看板が。赤い暖簾がはためく、古きよき大衆中華のお手本のような店構え。 創業40年以上、御年80歳超えのご主人が今でも自転車で出前もしています。

ご主人に聞いたところによると、かつてはこの通り、40軒近くの店が並んでいた時代もあったとか。『登亭』同様、とんかつで有名な『双葉食堂』や『明鮨』など古くからの店が今も残り、地元の客で賑わっています。

まずは餃子で瓶ビールを1杯。ニンニクの利いた餃子は皮がパリッと香ばしく、ビールがじゃんじゃん進む。ラーメンやタンメンなど麺類は、思いのほかあっさりで、500~600円中心の価格もありがたい。御主人、いつまでもお元気で頑張って!

店名通り和やかな雰囲気な『居酒屋 和』にて〆の一杯!

地図C

古い店ばかりかと思えば『居酒屋 和』のような新しい店も元気。

ここは基本的なメニューはあるものの、常連客は皆、食べたいものを口ぐちに。材料があればなんでも作ってくれ、手頃な価格で飲んで食べられる酒場は、家の食卓に限りなく近い雰囲気。

店主や女将の気遣いも行き届いていて、一見でも遠慮せず寛げる。だし巻き玉子、じゃがバターならぬ玉バターは人気。

ここは常連、一見分け隔てない客あしらいが本当に気持ちいい。
蒲田御成橋通り、いいじゃないですか。次はお風呂セット持って行こうっと。

蒲田模様に関しては、こちらの記事も人気です。

東京人生ゲーム:32歳蒲田に住む総合商社マン、東京の大海を知らず。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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